「NO SMOKING」
佐渡 岳利監督、2019
2019年最後に映画館で観た映画となります。おそらく。2019年12月31日の16時近くに書いている時点ということになりますが、もう映画館には行きません。柏にキネマ旬報シアターがあることに感謝しています。たぶん、今年は、ここでしか映画を観ていません。あとはテレビです。おかげで、ミュージシャンたちのドキュメンタリー映画や、40年くらい前のライブ映画などを観ることができました。音楽にまつわる映画を沢山観ることができました。
さて、細野さんですが、「はっぴいえんど」や「YMO」そして「はらいそ」などのソロプロジェクトを後から追いかけながら聴いている理由が掴めたような気がします。細野さんに追いつけないから、リリースされるアルバムを受け止めきれないのだと思いました。常に新しいことをやっているので、常に分からない。そして、何年かして、なんとなく分かってきたような気がして、ようやく聴ける。しかし、そのときは細野さんは次の新しいことをしている。だから、一向に追いつけない。
もっとも、もともと追いつこうと思っていないので、そんなに気にしてはいません。昔はYMOをリアルタイムに聴いて、リアルタイムでノッテいている友人たちを羨ましいと思ったりしましたが、現代美術の自分なりの愉しみ方を見つけてからは、羨ましいとは思わなくなりました。分からないことは仕方がないことで、分からないことを分からないと受け止めて愉しむしかありません。なんだか愉しめそうなものであれば、自分にとってそのようなものであればOKです。
などということを2019年の最後の日に思えたので、今年はそれなりに佳かったとします。思い返すといろいろと思うことがありますが、忘れないようないしておいて、2020年を迎えるだけです。問題は山積みなことに変わりありませんが、、、
posted by KAZZ Satoh at 16:11|
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