2009年03月28日

仕事的 0079 環境フォーラム(柏市)

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「3月25日」

柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)において、柏版CASBEEの可能性を探るフォーラムが開かれました。

今回は、最前席に座るよう言われたので、スクリーンに映るものを撮影するとこのようになります。



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「検証される」

自分が設計したものが、このようにパネルにしてもらいました。そして、大学生に模型まで作ってもらいました。こんな日が訪れるなんて考えもしませんでした。

ぼくの他に柏市内で活動している建築家お二人も設計したものを持ち寄りました。そして、それぞれがCASBEEを意識する前の設計と、アドバイスを受けて修正を施したものを提示し評価を受けました。
 ちなみに、事前に配布されたチラシには研究報告を「市内建築家など」とありましたが、「市内建築家」は2名で、「など」のほうに自分が位置することを示しています。というのは、ぼくは宅建業者でもあるからです。



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「緩棲居」

設計したものに名前を付けるよう言われたので、見出しのように付けました。環境性能評価を計るフォーラムですから、「熱負荷が少ない家」とか「緑が効果的な家」などというのが相応しいのかもしれません。

しかし、どうも自分はそういうことをメインに考えることができないようなので(設計したものから自分が見えます)、「スローライフ・ハウス」を和訳してみました。
 と言うものの、なにがスローなのか?実は、自分でも掴めきれないでいます。



A090325 UDCK環境フォーラム019.JPG

「三小通りの家」

自社の計画案を環境性能評価のまな板に載せてみました。正面です。左端に見える黄色い棒は、電線などを受けるポールを意味しますが、レイソルロードとも言われる通りですので黄色にしました。
 景観的には鮮やかな黄色や赤などは、街なかの景観を乱しかねません。でも、このようなかたちで小さく用いることは「あり」だと思っています。

「三小通りの家」としたのは、柏駅から数分強のところにあることを理解していただけるのではないか、と思ったからです。また、用途地域としては近隣商業地域であるので、いわゆる「都市住宅」的なつくりになります。
 このような条件のものがCASBEEでどれだけの評価をいただけるのか?というところに自分なりの興味がありました。



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「屋上に少し工夫」

3階はガラス張りなのですが、ここに溜まった熱気は階下にファンで送られます。

これの他に、環境性能改善の方策として屋上菜園を施しました。壁面緑化までするとポイントアップになるのは分かっているのですが、ツタを這わすようなやり方は好みませんので、そこまではしないことにしました。立面に緑が少ないことは分かっているので、紐を張って朝顔などを植えることは考えています。ただし、その話は当日の発表ではしませんでした。
 また、3階の屋根の上には、太陽光発電も考えたいと思いました。効率性から割り出すと、もう少し発電面積が必要とのことです。もし、このまま実現したら、プロパガンダの意味のほうが強くなりそうです。


フォーラムの少し前に構造設計の方と打ち合わせをしました。地盤がよくないので杭が必要です。分かっていたことですが、杭を前提に考えるとRC壁構造は不利(経済的でない、など)ということを認識しました。
 ですから、ここまで考えたことを活かしながら再設計をすることとなります。フォーラムでの発表の際、次のように締めました。「構造形式が変わりますので、このかたちはなくなります。しかし、杭(悔い)は残ります」
 お後がよろしいようで。。。。
posted by KAZZ Satoh at 10:03| Comment(2) | TrackBack(1) | 仕事的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
環境フォーラムの感想など、下記に書いてみました。「一緒に暮らそう」の家づくりブログの方です。
http://issyoni-kurasou.seesaa.net/article/116528729.html
記事では、ちゃんと話を聴くことができた丹羽さんの研究発表に言及しました。

佐藤さんの家、杭を残しながら、悔いが残らない家が建つことを楽しみにしています。

トラックバックもしてみました。
Posted by 五十嵐正人 at 2009年04月01日 11:35
五十嵐さん、ありがとうございます。

個人的には、建築家ではない自分に白羽の矢が立ったことに意義を感じています。
 自分ちは、改案の見通しが見えました。しかし、別の住宅の案をまとめてからです。

五十嵐さんのブログのほうに書き込みます。
Posted by 佐藤K(KAZZ Satoh) at 2009年04月01日 11:55
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Tracked: 2009-04-01 11:28