2006年09月15日

まちのたね 060223 サード歌会

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「『あはひ』と発音しないでね」

BAO/BABB. Session から派生した歌会が先週の金曜日(9月8日)、第3回目を終えました。凄いことです。

歌会の結社名は「あはひ」といいます。「あ」「は」「ひ」とそのまま読んではいけません。それでは、表層しか汲み取れない底の浅さを露呈してしまいます。これは、「あ」「わ」「い」と発声します。

歌会や句会をやる人たちの集まりを「結社」というそうです。しかしですね、手元にある「明解国語辞典(改訂版)」(昭和45年改訂版)によると、結社は「毎月の謝礼(授業料)」とあります。
 おっと、それは隣の「月謝」です。「結社」は、「多人数が共同の目的のために、団体を組織すること」とあります。つまり、「団体」よりは共同の目的意識が明確な集団だということでしょう。
 ちなみに、この辞典の編集代表は「金田一京助」(岩手県出身)です。



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「さて、歌会は?」

いやあ、今回も良かったです。いやあ、今回もやられました。まさか、あの人が、こんな瑞々しい少年のような歌を詠むとは!
 そして、まさかこの人が、この若さで、こんなにさわやかに、かつ美しく情感あふれる感想を述べるとは。しかも、どの歌に対しても。公正に。パワーが落ちることなく。

BAO/BABB. Session では捉えることのできない一面を知ることができました。これはとても幸せな時間のひとつです。

今回、ぼくが作ったものは、
「題詠:お題=いのち」 わがいのちどのうたにのせゆかそうかサッチモのやついやジミヘンか
「自由詠」 「死を想え」藤原新也は言うけれどとまどうばかり二十歳の夏は

ちなみに、その前に作ったものは、
「題詠:お題=浴衣」 「浴衣の君は芒の簪」って君の親父はよくモテたっけ
「自由詠」 目の前に座るこの人女かな男だろうか両方かもね

そんでもって、初めての歌会では、
「題詠:お題=携帯」 繋がりを求めて二人何時何処も携帯握る手は握らずに
「自由詠」 地上絵の浪漫に惹かれし子の瞳ミイラの黒目に見いられたまま
posted by KAZZ Satoh at 14:11| Comment(2) | TrackBack(0) | BAO/BABB. | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
佐藤さんの歌を、ずっと考えています。サッチモとジミヘンの歌(曲ではなくて)を選んだということ。ヴォーカリストの歌ではなく、トランペッターやギタリストの歌う歌を選んだところに、一級建築士でありながら、まちづくりや大学の講師や、歌詠みや、さまざまなことに挑んでいる佐藤さんらしさを感じています。
Posted by 五十嵐正人 at 2006年09月15日 17:08
五十嵐さん、コメントありがとうございます。

たぶん、ぼくは良くも悪くも「専門ばか」になれないのだと思います。
 それは、育ちの環境と自分の性格と地域性が関係しているのでしょう。あと、親戚関係とか。

そういう今世なのでしょう。前世もそうだったんでしょうけど。
Posted by 佐藤K(KAZZ Satoh) at 2006年09月16日 16:58
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