2005年04月20日

まちのたね 050020 屋上からの眺め(我孫子市)

A050419 アビスタの屋上からの眺め 006.jpg

生涯学習センターアビスタの屋上は芝生や植栽が植えられています。ここは屋上庭園になっていて、手賀沼が一望できます。実は、「まちのたね」を思いついたきっかけが、この場所です。施設そのものの良さについては、mizdesign氏のブログ「柏をたのしむ」を参照してください。
 建築的には、最近注目されている屋上緑化とそれを庭園として開放している点が嬉しいです。気分の問題でしょうが、屋上の緑と沼畔に整備された公園の緑が連動して見えます。屋上を開放する公的施設が少ないのは、関心がなかったことと管理が面倒なこと、そして設備機器の溜り場になりやすいこと、などなどが要因として考えられますが、端的に言うとサービス精神の不足です。
 屋上緑化は環境問題と建物の断熱効果などが期待されているので、今後、継続して注目していきたいと思います。どのようなモノ・コトにも良い面と改善すべき面があるものです。長い目で見ていこうと思います。
 アーバン・デザイン的には、あるいはランドスケープ・デザイン的には、手賀沼の景観を高みから見下ろすことができる場所を与えてくれたことに感謝します。沼に沿って高台が走りますが、そこの住民かその友人でもないと眺望の恩恵にあずかることは難しいです。
 そうなると、最近言われている「眺望景観」という言葉が浮かんできます。対岸を見ると、樹木群がつくるスカイラインを越えた建物が見えています。おそらく、今後、このような建物が増えるでしょう。それを一概に良くないとは言いがたいのですが、「景観」を考えていくと直面せざるをえません。

◆おまけです。
 昨日(4月19日)のBAY-FMの「レイソル・オーレ」のゲストはパッパラー河合氏でした。東葛高校出身で爆風スランプのギタリストであることは言うまでもありません(知らない?そもそも爆風スランプを知らない?)が、「柏がプチ渋谷」とか「我孫子が北の鎌倉」と呼ばれていることに注文を付けていました。それに甘んじるなと言うことです。
 そして、最初にかかった曲は「柏マイ・ラブ」でした。これは以前、河合氏が作った曲で、東口のダブルデッキや図書館、モンテローザ、桜並木の公園(柏公園だと思う)などなど、柏で中学・高校を過ごした人間に縁(ゆかり)ある場所が散りばめられています。ちなみに、この曲のサブタイトルは「ユーミンを聴きながら」。当時の、ぶっちゃけた青酸っぱさが満載です。このB級センスを楽しめるかどうかが分かれ目です。
posted by KAZZ Satoh at 10:11| Comment(9) | TrackBack(1) | 野帖 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 なるほどー、あの屋上からはこういう景色が展開されてたんですかー。こら見たかったなー。でも展望台ばっかりになられても反対側から見たら興醒めやし、ここらへんが難しいところやなー。建物のプールと海の広がりを上手く一体化した「葛西臨海水族館」みたいな例もあるけど、みんなが谷口作品になれるわけやないしなー。景観って大切やんってもっともっと知ってもらわんと。
 今書いてるんは、ちょっと京都弁が混じった大阪弁ですー。金沢弁は話せませんから書けません。
Posted by mizdesign@4時のおやつ中 at 2005年04月20日 16:17
ありがとうございます。京都弁が混じった大阪弁を聞いてみたい。しかし、微妙な違いは分からんのだろうなあ。
 景観、都市、建築、文学、美術、映画、音楽・・・ひとりひとりが、もう一歩だけ踏み込むと風景が変わると思っています。
 そして、みんなでアビスタの屋上から手賀沼を見ましょう。mizdesignさん、五十嵐さん、そして短説の皆さん(お会いしたことはないのですが)、白樺派でなく新しいムーブメントを、この屋上からどうぞ発信してみてはいかがですか。
 もちろん、ここの屋上でなくていいのですが。
Posted by 佐藤K(KAZZ Saoth) at 2005年04月20日 17:39
実は、こちらのブログと「柏をたのしむ@水上デザインオフィス」さんを見ながら思っていることがあるのですが・・・。
柏市とその周辺にある建築を、お二人の解説で見て歩くような企画というのはできないものでしょうか? オフ会の一種になるのかな。
どんなもんでしょう?
Posted by 五十嵐正人 at 2005年04月20日 18:15
柏あたりだと見て歩くよりも、車でまわらないとしんどいかなーと思います。見所がけっこう離れてますから。「話そう会」でまわった際はけっこう批評的(批判ではなかったつもり)なことを感じつつも役所の人や他の人たちの考えも聞けて、バランスが取れて良かったと思ってます。企画とか解説とつくとイロイロと準備しないといけないので、何かの機会があればという感じでしょうか。ポイントを絞ってその近くで飲むというのが現実的だと思います。カロンの舞台になったあのバーで、とか。
Posted by mizdesign at 2005年04月22日 07:37
五十嵐さんのコメントを読んで「なるほど、mizdesign氏の解説を聞きたい」と思いました。しかし、真面目なので準備に力を注ぐに違いないとも思いました。
 ぼくの結論は、mizdesign氏のものと似てしまいますが、「ぼちぼちと2つか3つ巡る小滞在型+飲み」です。見に行くより、そこを利用したいと思います。ROOF(カロンでロケに使われた)で飲むのも、その一環です。次回作には、パパ・ヘミングウェイも映るそうです。
Posted by 佐藤K(KAZZ Saoth) at 2005年04月22日 10:51
 イロイロと話していくうちに「そうだそうだ」と思えることがでてくるのが楽しいですね。きりのいいところで「柏生活向上委員会」にまとめを作っておけば他の人も見られるし。
 パパ・ヘミングウェイは行ったから次はライブ系ですかね。今朝、朝日新聞の折込チラシ(新聞販売店が出すペーパーの地域情報欄)にStudioWOOの広告が載っていてちょっとビックリしました。平日の昼間に発表会にどうですかみたいな内容でした。
Posted by mizdesign at 2005年04月22日 21:40
お二人の考えに、一票。
まず飲むことからはじめましょう。
Posted by 五十嵐正人 at 2005年04月22日 21:53
アビスタについてのコメント、どうも有り難うございます。以前在籍した設計事務所で、この物件を設計から現場管理まで担当させていただきました。
楚人冠(そじんかん)の住居跡がある北側の高台から、南に広がる手賀沼公園、手賀沼へと風景を連続させることは設計意図だったので、そのことを感じてくださったことをとても嬉しく思います。http://www.city.abiko.chiba.jp/data/information/news/shyoukou/sanpogaido/kousu2.htm
アビスタの屋上庭園からはもちろん、手賀沼水面上をボートで行く人が見た視線からも、手賀沼公園を歩く人からも、楚人冠住居跡がある丘からも、どこから見ても我孫子の自然が連続して見えるようにと、屋上の斜面カーブは何回も描き直しました。
インテリアにおいても、外観の印象が途切れることの無い様、フラットな天井とはせずそのままかたちに出しました。
他にも何かご意見がございましたらお聞かせください。悪い点、改善点などもお聞かせいただけると幸いです。
Posted by SS丹羽 at 2007年04月04日 02:24
ss丹羽さま

コメントありがとうございます。まさか、設計と監理をされた方からコメントを頂くとは思ってもいませんでした。

我孫子の手賀沼は昔から気になっている場所です。というのも一応、建築設計をやっている(ふりとも言われている・・・)のと、卒業設計の敷地を我孫子市役所近くに定めたことがあるからです。

柏に生まれ育ったので、我孫子がどういうところかは、よく知っています。そういうことを上手く活かしていることに岡田事務所の「力」を感じました。
 ちなみに浪平さん(でしたよね)が大学院生のころ、研究室対抗野球大会でお目にかかったことがあります。
Posted by 佐藤K(KAZZ Satoh) at 2007年04月04日 10:54
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我孫子市生涯学習センター アビスタ
Excerpt: 我孫子市まで仕事で行ったついでに、以前から気になっていた「アビスタ」に立ち寄りま...
Weblog: 柏をたのしむ@水上デザインオフィス
Tracked: 2005-04-20 15:44