2016年09月15日

鑑賞 0026

A LEW TABACKIN TRIO @ studio WUU.JPG

「LEW TABACKIN TRIO」

2016年9月14日、柏のスタジオWUUで行われました。行ってきました。ようやく観ることができました。主催は、アイネットエージェンシー(株)です。保険を扱う会社ですが、そこが社会貢献活動として何年も行っているそうです。数年前からお誘いを受けていましたが、今回は敵いました。

いやあ、見ごたえたっぷりの夜でした。ルウはテナーサックスとフルート。ボリスはウッドベース。マークはドラムス。出身はアメリカ、イギリス、ロシアと言うことです。ルウの奥さんは、穐吉敏子。もうびっくりです。ルウが結成していたビッグバンドの演奏も聴いてみたいと思いますが、まずはライブでのことを書きます。

奥さんが日本人だからでしょうか。フルートを能管などの和楽器のような音で操ります。尺八などにあるようなかすれた音も出します。それに合わせて、ベースは琴や琵琶を思わせる音を放ちます。ドラムスはマレットを持ち、和太鼓的な音を繰り出します。「和」のテイストをジャズに持ち込みながら、国籍が入り乱れる様がとても面白く感じました。この方々だから成せる演奏だと思います。

後半の部は、セロニアス・モンクの曲を中心に演奏されました。MCを務めた児山紀芳さんによると、モンクが無くなってからの90年代以降は、モンクの曲を演奏するミュージシャンが増えたそうです。それほどに演奏者にとって魅力ある曲なのだろうことを知りました。
 もっとも、自分はジャズを勉強しないと決めて約30年。どの曲が誰の作曲なのか分かりません。目の前で繰り広げられている音の会話に注目するばかりです。音楽家が優れているか否かは、演奏の巧さを計るものではなくコミュニケーションの巧みさを発見することで見えてくるのだろうと、改めて思いました。このことは、実は、あらゆる分野で共通する尺度かもしれません。
posted by KAZZ Satoh at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 鑑賞モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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