2017年03月07日

まちづくり関連本、など 1336

AプリニウスV.JPG

「プリニウスX」
ヤマザキマリ+とり・みき著、新潮社、2017

この巻になってくると、主人公はプリニウスではなくボディーガードのフェリクスなのではないかと思えます。そのくらい個性が際立ってきました。主人公は博識であるがゆえに、更なる知識を追い求めます。書記の若者は、この巻に至っては従順なる服従者となっているように見えます。そうなると、主人公のイカレっぷりを読者に知らしめるのは、フェリクスしかいないのでしょう。

この漫画は、いつの時代も「科学」があることを教えてくれるとともに、それが時代の価値観によって構築されていることを教えてくれます。ですから、古代ローマの後にやってくるキリスト教世界観では見捨てられてしまうのだろうと予感させます。

このようなことを考えていくと「科学」でさえ儚いものに見えてきます。「絶対」といえるものは難しい状況の上に成り立っているのでしょう。
posted by KAZZ Satoh at 10:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 関連モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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