2017年04月28日

まちづくり関連本、など 1349

Aローマ人の物語 31.JPG

「ローマ人の物語 31 終わりの始まり[下]」
塩野七生著、新潮文庫、2007

思ったよりも早く、読み終えることができました。おそらく、塩野節に慣れたのでしょう。この勢いで、次の巻に向かえそうです。

さて、読むペースは早まれど、ローマの憩いは下降していきますので、こちらの気分は高揚しません。ですが、とても参考になります。どうすれば下手を打つか、という視点において。[中]の巻でも書きましたが、見通しをどのように持つのか?ということは大変に難しいと思います。この巻で塩野さんは、おそらく本音だろうことを書いています。冷酷な者が生き残るというような意味合いのことを。

「善意」とは何なのでしょうか。「正しさ」とは何なのでしょうか。目の前の評価が気になりすぎると身を亡ぼすという事実は、教訓なのでしょうか。「終わりの始まり」では二人の皇帝が家族思いであったにも関わらず、その子供たちが兄弟間で争うことになったことが書かれています。家族のことと、経営のことが混同されると、このような悲劇に見舞われるということでしょうか。

では、後継ぎたちは何を考えていたのでしょう。何をしたかったのでしょう。何をできると思ったのでしょう。何をしなければならなかったのでしょう。自ら知り得ようとすればできないことはなかったのでしょうが、それはどのくらいなされたのでしょうか。ボンクラでもなんとかなると思っていたのでしょうか。それとも、自分は優秀であると確信していたのでしょうか。
posted by KAZZ Satoh at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 関連モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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