2020年10月22日

まちづくり関連本、など 1768 エコハウス

「一生幸せなエコハウスのつくりかた」
松尾和也、西方里見、伊礼智、三澤文子、前真之著、エクスナレッジ、2019

https://www.xknowledge.co.jp/book/9784767826349

改正建築物省エネ法が来年度から全面施行となります。どうしたものかと思っていたら、とても読みやすい一冊を見つけました。ここに紹介されている住宅たちは、どれも素敵です。そして、省エネ対策について、それぞれなりの解き方をされています。なかなかに参考になります。

この本によると、省エネ法で基準としている数値は最低限度のものであるとのことです。断熱材が分厚いのが当たり前。サッシは三重サッシや特殊ガスが封入されたガラス、ハイブリッドの枠が必需のように思えます。このようにすることで、建物内をエアコン1、2台でまかなうことが可能と紹介されています。全巻冷暖房は、かつて昭和40年代にセントラルヒーティングが流行りました。そのときの設備は大掛かりで、ボイラー室があり、各部屋に大型の空調室内機がありました。思えば、あのころは高気密高断熱への追求は関心が薄かったのかもしれません。

今は、低炭素化を目標としての住宅の在り方が中心です。生活において二酸化炭素排出量を極力抑えることを目指すことになりました。エネルギー消費の考えた方を変えていきましょう、ということだと理解していますが、生活を切り詰めろということではありません。この本に紹介されている住宅は、それぞれ快適ですし魅力的です。目指すべき参考例たちだろうと思いました。

高気密高断熱仕様の数々、エネルギーロスのない循環型の換気扇、太陽光発電の設備、エコキュートなどの給湯関係設備、外付けのブラインドなどなど省エネ対策の装置は様々です。それらの魅力や性能が外観できるのが有難いのですが、建設費に占める割合はどのくらいなのか?これまでの断熱等の仕様の住宅との建設費の差。それと、長い目で見たときのトータルコストがどうなるのか。などということは、この本では見られません。よって、自分なりに考えていくこととなります。
posted by KAZZ Satoh at 08:57| Comment(0) | 関連モノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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