7月3日(日)、柏東口駅前通りにある studio wuu にて、HUMAN BEAT のライブがありました。先日、cafe line でお会いした青木さん(ドラムス)のライブです。ぼくは、青木さんのドラムスを聴くことしか頭になかったので、「安全柵日本会議発足準備会」とチケットに書かれていることにも意識が回りませんでした。
「すべての駅に安全柵を」と、もらったペーパーにあります。プラットホームと電車の間に柵を設けて、不慮の落下事故などを防ごう、という働きかけを柏から発信するそうです。新幹線やゆりかもめや一部の地下鉄の駅などで見られるものです。つくばエキスプレスにも設置されています。綾瀬駅にも設置されています。北綾瀬行きのホームです。
国土交通省は、「ホーム柵」と呼んでいるそうですが、2003年にまとめた報告書では、「設置を期待する」と言う言葉に留まっているとのコトです。
つまり、HUMAN BEAT のライブというよりは、「安全柵」のためのチャリティー・イベントでした。そして、青木さんたちの前にホーミーを唄う梅木さんが出演しました。岩手県出身とのことですが、ぼくはすっかりモンゴルの人と思っていました。彼が日本語を流暢に喋っているのに、モンゴル人だと思ってしまうような人です。義経が平泉からモンゴルに渡ったという話がありますが、彼の前世は、義経に随行した家来の末裔なのではないか。と、ぼくはみています。
ようやく HUMAN BEAT の話ですが、このような演奏を柏で聴けること。そして、このようなお値段で聴けることの、両方に驚きです。このバンドは、もっともっとリスペクトされるべきです。今回は、ドラムスの青木さんとジャンベのオマールさんのデュオ編成でした。久しぶりに古くからの仲間内でない方の「すげえ音」を聴きました。ありがとうございました。
cafe line で飲んでいるとき、「アフリカの人たちの太鼓の音は、粘るんだよ。日本人はアッサリしてるね」と、いうようなことを青木さんは言いました。オマールさんの音はすごい。アフリカ人の叩くジャンベの音は凄い。粘る。擦る。触れる。爆発させる。呟く。笑う。喜ぶ。反応する。受け入れる。様々な音色が飛び出します。それを、青木さんは受け止め、しっかりとオマールさんに返し、煽り、躍らせます。すごい。本当にすごい。
こういう凄さには、慣れたくありません。いつまでも、初めて聴いたような感覚で聴きたいと思いました。でも、嬉しすぎたのと、少々窮屈だったのと、安全柵について気持ちの覚悟がなかったことで、ライブの後は相当疲れていました。決して、前日、いごっそで飲みすぎた訳ではありません。
最後になりましたが、ここのスペースはいいです。駅に近く、街のど真ん中で「音」を聴くのがいいです。しかも、5階にあるのがもっといいです。多くのライブハウスは建物に入ると、そのままライブ・スペースに行ってしまいますが、ここでは外部階段から柏の街が見えます。柏の街を眺めてから、「音」を聴くのがいいです。
実は、読売新聞の7月1日付に、この日のイベント案内の記事が掲載されていました。よく読んでいなかったことを認めなければなりません。そして、7月4日付の読売新聞には、イベントの報告はありませんでした。こちらは、しっかり見たつもりです。