2007年09月21日

まちのたね 070270 80年という実物(柏市)

A070716 勝矢さんの祖父母の家001.JPG

「約2ヶ月前のこと」

久しぶりに猫の写真を撮りました。ぼくは、ミコノス島やサントリーニ島(ともにギリシア)で実測調査をしていたときに猫の写真を撮るのをやめたのですが、約20年ぶりに撮ってしまいました。



A070716 勝矢さんの祖父母の家005.JPG

「柏まつりに向けて」

柏まつりが行われた日(7月28、29日)に、この部屋は展示スペースになりました。写真は、準備中の光景です。

展示については、開催者が開いたブログ「打ち上げ花火」をご覧下さい。
http://hello.ap.teacup.com/hitoe/

この住宅が開示されたことで、柏にも存在した80年を想うことができました。このような時間の見せ方があるのだなあ、と、ぼくは感心しました。


写真に写っている二人は付き合っていないそうです。今は、どうだか知りませんが、少なくともこの時点ではプロジェクト・パートナーという間柄でした。



A070728 勝矢さんち001.JPG

「歴史はある」

柏の街は「歴史がない」とか「文化がない」とか、よく言われます。確かに、千葉船橋成田や松戸、流山、我孫子、野田、銚子、佐原、佐倉などと比べると、そのように見られてもやむなし。と、思われます。

しかし、本当に歴史や文化がないのでしょうか?人がそこに長く生きていれば、それなりの歴史があるはずです。そして、人が集まって棲めば、そこにはそれなりの文化が生まれるはずです。

「人が生きてきた」ということを、改めて感じさせてくれるものでした。


A070716 勝矢さんの祖父母の家018.JPG

「without D」

かつて、「建築家なしの建築」という展覧会がありました。そして、その図録のような本が日本でも評判を呼びました。
 トタン板に印字された会社のマークを見ていると、先の本を思い出します。原題は「Architecture without Architect」です。マークそのものはデザインされたものですが、本来、このマークは表に出るものではないはずです。それが露出しているという現実が楽しいです。


デザインされたり意思をもって造形されるものの素晴らしさに敬意を表しながらも、そうでなくても出来上がっているのものの素晴らしさに惹かれます。
posted by KAZZ Satoh at 09:42| Comment(2) | TrackBack(0) | ART LINE 的 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
政治や経済と強く結びついた「記録」は、『歴史』とか『文化』と呼びやすいだけです。市井の人々、窓から見える風景などの「記憶」を掘り起こしてまとめあげていけば、それは立派な『歴史』『文化』になります。
がんばれ、柏。
Posted by 柏のよっしー at 2007年09月22日 17:42
柏のよっしーさん、今、大阪ですか?

「歴史」というものは、大概が権力者のものです。しかし、ここ数十年の間に「市井の生き様」から歴史を探る手法が定着しました。
 この視点のおかげで、「歴史」や「文化」の捉え方が正されたと思います。しかし、まだまだ肝心の市井では定着していないように思います。

それこそ、時間をかけながら「歴史観」や「文化観」を築いていくしかないのだろうと思います。

江戸と大阪くらいです。日本で「庶民の文化」が認知されているのは。
Posted by 佐藤K(KAZZ Satoh) at 2007年09月23日 07:09
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