「この世界の片隅に(上)」
こうの史代著、双葉社刊、2008年
この本は、先にブログに書いた「長い道」よりも先に買っていました。この話が単行本として完結していないので、書かずに置こうと思っていました。
タイトルだけを見ると浜田省吾の歌のようですが、第二次大戦中の広島が舞台です。
こうのさんのマンガのどういうところが好きなのかというと、もしかしたら当時の空気が感じられるかもしれない、と思えるところです。この感覚が、ぼくのなかでは杉浦日向子さんのマンガに通じます。絵に書かれていない空白の部分に、その時代の空気を感じるような気がします。
それと、独特なテンポ感ですね。現代のテンポとは異なる「速さ」に惹かれるようです。