
「村野藤吾」
日本橋島屋の新館SCがオープンしたのを契機に出かけてみました。2月あたりだったでしょうか。
左側が本館です。間の道路の上にガラスの屋根がかかっていました。都市空間を巻き込んだ整備となっています。

「屋上の楽しみ」
新館オープンとともに資料館ができました。そこで島屋日本橋が村野藤吾の設計であることを知りました。前面部分は別の方が設計されたものが基になっていますが、増築部分は村野事務所です。そして、屋上の形態が面白いことに気がつきました。

「近代建築と神社」
日本だと思いました。屋上にお稲荷さんがあります。近代建築の思想は云云かんぬんありますが、結局はグローバルとローカルカルチャーのせめぎあいです。当時の設計者たちはどのように考えながら創っていたのでしょうか。

「日本庭園」
屋上空間のほうがカオスなのかもしれません。そして、ここに都市の秩序に収まらない部分が溢れ出ているのかもしれません。

「和風」
この装飾は何なんだろうと思いました。本館の最も古い部分の計画を受けてのことですが、機能から遊離して形態だけが再生産されています。遊びなのか、当時の設計に関わった人々の真剣さなのか。