2019年12月09日

鑑賞的 0200 荒井真

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「荒井真展」

柏のいしど画材で個展が開かれました。月末に個展が行われることがありますが、11月23日から12月1日まで、新井さんの個展でした。この方を知りませんが、画材店にあった案内を見たとき、観に行こうと思いました。

荒井さんへの感想にも書きましたが、強い表現が好きです。優しいものや癒されるものよりは、強く挑んでいるように見えるものに惹かれます。自分が焚きつけられるようなものを欲しているのかもしれません。怠けている自分に喝を入れてくれるようなものを観たい。

荒井さんは、ご自身の絵が上手くないことを書かれていましたが、自分には上手いかどうかは関心が薄いです。それよりも闘っている姿勢を観たい。ありがとうございました。
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2019年11月30日

鑑賞的 0199 アフリカン・アート・ミュージアム

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「念願」

何度か八ヶ岳南麓を訪れている中で、気になりながら行けていなかったところを訪れることができました。2019年の夏のことです。



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「これで満足」

このような見出しは不謹慎ですが、でも、この植物の在り様を見たときに「来てよかった」と思いました。ここは、大正解に違いない。と感じました。



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「美女と野獣」

このときの展覧会のタイトルです。ここは、アフリカの民具を「美術作品」として見つめる場所です。その潔さがいいです。ですから、見出しにあげたような切り口で展示ができるのでしょう。

人類学などを多少なりとも齧ってしまったので、美術の味方の自由さに感心しました。こういうのでよいのだと思います。人類学的な視点を持ちながらも、そういうことを横に置いておいて美術の視点だけで価値を見出す姿勢は必要なことだと思いました。そういう観点の面白さを教えてもらいました。
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2019年11月29日

鑑賞的 0198 薮内正幸

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「薮内正幸美術館」

夏に訪れました。八ヶ岳南麓に出かけるときは、なるべく立ち寄ろうと思っています。そして、毎回、これが気になります。この飛び出しはなんだろうか、と。

そして毎回、尋ねるのを忘れます。



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「正面」

正面がある建築は、人を安心させる。と、思います。ここを訪れるたびに。



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「おなじみのどうぶつたち」

夏に拝見した企画展示が、明日1月30日)で終わります。夏から秋へ、そして冬の訪れまで。季節が変わるたびに訪れるのもよいのだろうと思いました。

絵本の原画がこれほどまで精緻なものだということを、多くの方がしることになるといいなあ、と思います。こどもの本ではありますが、こどもだけのものではありません。こどもと一緒にページをめくるおとなたちを育てているのだと思います。
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2019年11月25日

鑑賞的 0197 こうの史代

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「原画展」

現在、九段下にある昭和館で展示されています。画像が、本物よりも暗くなってしまいました。こうの史代さんのタッチからすると重くなってしまったようです。大嘗宮見学のついでに寄りました。原画の写真撮影はOKとのことでした。有難いことです。

元は呉にある大和ミュージアムで展示されたそうです。それが、昭和館開設20年記念で展示されました。そういうことでしたか。原画がポストカードとして販売されていましたので、記念に買いました。

こうの史代さんの漫画を読んでいると、自分が徴兵されない年齢になっていることに気がつきます。もし、自分が漫画に出てくる人々と同じような境遇だったら、、、まいったなあ、と思いました。どの立場も再現されてはなりません。
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2019年11月21日

鑑賞的 0196 芹沢_介

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「第25回芹沢_介作品展」

砂川コレクションが柏市に寄贈されたことで、このような展覧会が開かれています。25回を数えるのは凄いことです。全国の芹沢ファンにもっと知れ渡ることを願います。それこそ、ミュージアム・ツーリズムです。砂川コレクションを観たあとに、道の駅じょうなんによって、食事と地元野菜を。そして、手賀沼を我孫子側に渡り、白樺派ゆかりの場所を訪ねる。

いかがでしょうか。各自治体が協働すれば、可能です。
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2019年11月12日

鑑賞的 0195 Mojo Moja

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「アコースティックナイト」

ライブハウスは、いろいろな企画を持っています。それが定期的に行われます。そこに、うちの次男が呼ばれますので、ときどきチケット要員になります。

このような場所に来ることがないと、アコースティックギターやピアノの弾き語りが根強く演奏されていることを知らないままにいることになります。メジャーな空間、例えばテレビとかラジオとか、で流れにくく泣ているだけです。考えてみれば、いつの時代にも楽器を演奏する人たちがいて、どこかで披露されています。

このような企画は大事です。飛び込みでライブハウスに行くことはハードルが高いものですが、多くの人に見てもらえるといいのに。と、思います。
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2019年11月07日

鑑賞的 0194 中山英之

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「, and then」

個人的には、なかなかに面白い展示だと思いました。建築家から版れた建築がどのように使いこなされているか?これを映像で表現する展示です。模型や図面なども豊富ですが、映像が面白かった。映像に映る方々なので、堂々と使いこないしているのことに感心しました。こういう施主だから、ああいう建築家に頼むのでしょう。いい関係が育まれていると思いました。

自分は「設計する側」で展示を見てしまいます。ギャラリー間は、そのような立ち位置の人たちがやってきます。しかし、ここでは「設計されたものを使う側」の方々が登場します。昔から思っていたことですが、建築は使われてナンボだと。ですから、変わった建築を人はどのように使っているのか?これは、デザインサーヴェイの古くて新しいフィールドなのではないかと思います。
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2019年11月02日

鑑賞的 0193 演出:ボビー中西

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「男が死ぬ日」
テネシー・ウィリアムズ作、広田敦郎翻訳。ボビー中西演出、2019

久しぶりに芝居を観ました。もしかすると久しぶりではないかもしれませんが、久しぶりと思うほど痺れるものを観たような気になりました。縁があって、ボビー中西さんが講師を務める「柏演劇塾」の手伝いをしている関係で、観に行きました。

プロの役者たちとは、このような人たちか。と思わせる迫力があります。プロフェッショナルとアマチュアの差は覚悟にあるのだろうと思います。どんな職業でも同じなのでしょう。

テネシー・ウィリアムズという戯曲家がどのような芝居を幾つ残したのか?よく分かっていませんが、これは三島由紀夫に捧げたものとのことです。舞台は日本(銀座)で、「西洋能」と銘打たれています。「西洋能」とは、どういうものでしょうか?テネシー・ウィリアムズは、能をどのように解釈したのでしょうか?芝居の設定は確かに、能を思わせるものが幾つもあります。しかし、設定が能を下敷きにしているからという単純なものではなさそうです。おそらく演出家の解釈で繰り広げられる舞台は異なっていくのではないかと思いました。

ボニー中西さんは、アメリカでこの芝居に出演しているそうです。自分が出演した芝居を改めて演出するなかで、ボビーさんの解釈は変化していったのでしょうか。しかも、舞台設定は、いまから数十年も前です。あのころの気分と、現代の気分。西洋演劇と能の関係。掘り下げると様々な課題が見えてきそうです。

ボビー中西は、いつの日かまた芝居をプロデュースするでしょうか。そうなれば、次なる芝居を観に行かなければならないでしょう。追い続けることで、彼が描きたいものを掴むことができるのだろうと思います。一回で分かろうとするのは、おこがましいのだろうと思いました。
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2019年10月05日

鑑賞的 0192 @ギャラリー間

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「architecten de vylder vinck taillieu」

VARIETE / ARCHITECTURE / DESIRE がテーマとのことです。やはり、建築の展覧会は難しい。それでいいのでしょう。難しすぎてよく分からない考え方や概念。その一方で、かたちとなって顕れてしまう建築という実態。模型というかたちで三次元で表現されてしまえば、なおさら「かたち」を意識します。そのかたちがインタレスティングと思えれば、愉しい時間となります。

この展示で、自分がもっとも面白かったのは、東工大による批評的行為です。ベルギーの建築家たちの実践と日本に置き換えて再構築し、さらには、かつての日本の建築たちを模型で再現し、展示会場に並べていました。塚本さんは、日本の建築を再編集しようとしているだろう、と、思いながら幾つもの模型を眺めました。
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2019年10月02日

鑑賞的 0191 柏融展

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「   融点」

先日、パレット柏で行われました。今度は、アートラインかしわの企画で生まれた「共晶点」があります。どちらも柏にゆかりのある作家たちの展示です。これは、とても豊かな内容です。「柏」だからと軽く見てはなりません。相当なものたちだと思います。

展覧会のタイトルは「柏の融点」という意味だと、勝手に思っています。作家たちが作品を持ち寄ることで起きる「何か」が生まれることを期待しています。彼らの長いであろう人生において。
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2019年09月26日

鑑賞的 0190 大盛況

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「ライブペイントの様子」

大野さんと岩城さんによるパフォーマンスです。大盛況でした。いしど画材の絵画教室が舞台となりました。

大盛況は、いいものです。自分は、溢れてしまいました。
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2019年09月17日

鑑賞的 0189 ライブペイント

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「チラシ」

小さな努力がいいなあ、と思いました。



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「またチラシ」

こちらはこちらで発信しています。

なんだか不思議なライブペイントでした。それぞれは単独で行われても、同じことをするのだろうと思いました。しかし、同じ場所で一緒にやっているので、それぞれに何かの影響があるのでしょう。おそらく、大野さんが描かれた絵には、ここだからこそ生まれたものがあるのでしょう。岩城さんも、この場だからこそ浮かんだフレーズがあったのではないでしょうか。

普段は絵画教室として使われている場所が、ライブペイントの会場になったので、それが自分にとって面白いことでした。また、見たいと思いました。
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2019年09月16日

鑑賞的 0188 美女と野獣

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「アフリカンアートミュージアム」

八ヶ岳方面に行ったならば、毎回、気になっていた場所です。今年の夏は、訪れることができました。驚きました。素晴らしいと思いながら、驚いていました。展示品が2000点ほどあるそうです。

そして、会期ごとにテーマを決めて、入れ替えを行っているようです。私設美術館だろうと思いますので、少人数のスタッフでやられていると思いますが、今回のテーマがよいです。

自分は、未開社会の集落構造などというキーワードに敏感なほうなので、どうしても人類学的なルートからアクセスしてしまいます。しかし、ここでは、アートとしてのアフリカの「もの」たちです。あくまでも視点は「アート」です。それが面白いです。また行きたいと思いました。
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2019年09月03日

鑑賞的 0187 青

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「@太田記念美術館」

昔から存在を知っていながら、最近になってようやく訪れることとなりました。ラフォーレ原宿の裏手にあります。開場前に着いたのですが、すでに何人かが並んでいました。外国人も少なくありませんでした。浮世絵は、もはや世界の美術です。特定のコレクターのものではないようです。

日本の美術について、もっともフランクに評価できるようになったのは、日本人なのではないかと思います。西洋の影響から自由になったのでしょうか?おそらく、時代はそのような感覚ではないのだと思います。「大文字」「小文字」のヒエラルキーそのものが解体されているのだと思います。
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2019年08月29日

鑑賞的 0186 安藤忠雄講演会

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「授業の一環として」

2019年も安藤忠雄さんの講演会が大学で開かれました。我々非常勤講師も参加です。学生が聴講するのですから、我々も聴きます。

安藤さんが以前に大学で講演したのは、2年前だったと思います。そのときは、ご自身の体調の話をされましたが、今回はそういう話よりも学生に向けてのメッセージが多かったように思います。常に物を考え、常に発信する姿勢を保つ。凄いことだと思います。

安藤さんだけでなく、著名な方々は何度もお目にかかる訳ではないので、このような機会が頂けるときは、消極的にならずに参加しようと思っています。もしかしたら、もう二度とお目に係れないかもしれない。と、思うようにしています。
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2019年08月26日

鑑賞的 0185 安藤忠雄原図展B

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「水の教会」

もしかすると建築は模型が最も美しいのかもしれません。



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「金属の水面」

安藤さんは水面を金属で仕上げたのは、なぜでしょうか?敷地が北海道だからでしょうか。冷たい水を表現したかったのでしょうか。何が正解かは、実はどうでもよくて、自分があれこれ考えていることが大切です。



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「影」

模型の魅力はフィクションを見せることができるところでしょうか。



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2019年08月21日

鑑賞的 0184 安藤忠雄原図展A

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「見たかった模型」

英字新聞で模型の周りをまとめるのは、いいです。ただし、そこから透けて見えてくるものは何だろうか?とも考えます。若い時は、カッコいいやり方だと思いました。今は、世界への飛躍を想定しての模型なのだろうか?などと思ったりします。



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「TIME'S」

雑誌で何度も見た模型です。このように作ることに憧れました。なぜなら、お金がかかるからです。



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「六甲の集合住宅」

この模型も凄いと思いました。なんだか、神社やお寺の模型を見ているような気分と変わりません。それは「木」で作られているからかもしれません。



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「地形の線」

図面に描かれていた地形の線が刻まれています。この模型の実物を一度見たことがあります。その時に、これが単独で建っている姿を見ていないことに気がつきました。出来上がった当時のほうが凄みはあったのだろうと思いました。
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2019年08月18日

鑑賞的 0183 安藤忠雄原図展@

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「国立近現代建築資料館」

とても貴重な組織です。そこが年に2回くらい企画展を行ってくれます。無料で。これも有難いです。



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「住吉の長屋」

さんざんに語りつくされた建築のひとつではないでしょうか。なぜか見飽きないでいます。



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「1/10」

以前にこの1/10模型を観たことがあります。この迫力は実物を超えるようなことが起きるのかもしれない。などと思ったことを思い出しました。実物を見たことがありませんが。。。1/1の模型に入ったことはあります。。。
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2019年08月12日

鑑賞的 0182 浮世絵のコレクション

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「千葉市美術館」

エインズワース浮世絵コレクションではインスタ映えを狙った企画がありました。このような愉しみが増えることを期待します。浮世絵が日本人にとって驚きに値しなかったのは印刷物だということだけでなく、大きくないからなのではないかと思います。このパネルを見ると。

大きいだけで何かが優れるのではないかと勘違いすると思いました。大きいものに向かわずにとても小さいものに向かうことで、別の感情を揺さぶられることもあります。しかし、浮世絵の大きさは丁度いい。丁度いいものは揺さぶるまでには至りません。そうか、CDジャケットに関心を示さなくなったのは、LPレコードの大きさではないからですね。
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2019年08月10日

鑑賞的 0181 @MOJO MOJA

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「アコースティックナイト」

日中は、国立新美術館に行きました。ウィーン展を観ました。その後に、六本木から一本で越谷へ。だったはずです。そして、夜は越谷MOJO MOJAへ。越谷へ行く機会が増えるのは、次男のおかげです。この日も、なかなかのミュージシャンたちを聴くことができました。有難いことです。

おかげで良い一日となりました。歌が上手い人は、本当にたくさんいます。それを感じることができる夜でした。
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