2019年12月09日

まちづくり関連本、など 1645 建築家たち

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「僕たちは何を設計するのか」
千葉学・藤本壮介・安田光男・山代悟編著、ディテール2月号別冊、彰国社、2004

おそらく、これが出版されて間もなくに購入したと思います。パラパラ眺める程度でしたが、読み込むことはしていませんでした。なんとなく読めなかった、というのが本音です。それが、最近、ようやく読みとおすことができました。自分に変化が起こりました。長く生きていると、こんなこともあります。

「僕たちは何を設計するのか」というタイトルに惹かれました。副題が「建築家14人の設計現場を通して」とあります。つまりは、編著に当たった当時の若手建築家たちの模索の記録です。このムックが出版されて15年経って、ようやく読めたのは、ようやく自分が欲することができたことを示しているのだと思います。なるほど、なるほど、なるほど、、、と建築家たちの言葉を読みました。自分に立ちないものが何なのか、分かってきたような気がします。

考え抜いて空間を創り、それを言葉で整理する。または、言葉を求めて、それを空間で具現化する。こういう訓練が上手くできていないのでしょう。これからですね。年齢的に遅いかどうか、ではなく、気がついたときから始めるしかありません。
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2019年11月14日

まちづくり関連本、など 1640 レヴィ=ストロース

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「悲しき熱帯T」
レヴィ=ストロース著、川田順造訳、中公クラシックス、2001

ようやく、ひとつ終わりました。まだ半分残っていますが、とりあえずこれを全ページめくったことを喜びたい気分です。こんなことでいいのか?と自問したりしますが、何十年も読破できなかったものだから、これで良しとします。
 なぜ、読めなかったか?簡単に言えば、著者本人に興味を抱かなかったからでしょう。それよりも、著者が調査した集落の事例に興味がありました。著者が構築した分析方法をなぞりながら、自分のフィールドに向かうことが精いっぱいでした。20代のころです。たぶん、タイミングがずれたのでしょう。自分が大学生のころに、これを読んでいればよかったのでしょう。そんな思いばかり募っていましたが、とりあえず半分終わりました。後は、かつてのブラジルで調査された内容を「ページをめくる」こととなります。

なぜ、これを読みとおせなかったのか?それは、著者の描きっぷりが重いからです。憂いがのしかかってきます。また、こちらに知識がないものだから書かれている内容のいちいちが分かりません。そして、フランス語の翻訳の言い回しが、思いのほか辛い。それは、訳者のせいではなく、原文が複雑で重層的で、多様な読み込みが孕んでいるからなのだろうと思うに至りました。ぶっちゃけていえば、著者の愚痴めいた話に付き合えなかったのです。

では、今、なぜ読めたのか?これは中身が分かったという意味ではありません。ページを全部めくって、文字を追い終えたというだけのことですが、読みとおせたのは「今なら読めるのかもしれない」と思ったからです。それだけのことで、ここから何かを学びたいとも思いませんでした。逆に「今しか読めないかも」と思ってページをめくりました。

読み終えて分かったのは、構造主義的分析手法をなぞる程度の自分であったとしても、その時に呼んでおけばよかった。ということです。著者の思考の変遷や、底流に流れる「何か」の存在を感づいていれば、自分が調査させてもらった集落の理解がもっと深まっていたのかもしれません。今更、こんなことを書いていても仕方がないのですが、そんなことも思いました。

さて、年末年始に向けて「悲しき熱帯U」に向かうべきですが、このまま読み進めると息が詰まりそうなので、旧友が今年に上梓した本「戦後思想の修辞学」に映ります。パソコンの「更新して再起動」の最中にページをめくってしまいました。中身の理解はともかく、こちらのほうが読み進められるような気がしましたので、こちらを読み終えた後に「U」に取り組みます。たぶん、来年になると思いますが。
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2019年11月12日

まちづくり関連本、など 1639 デビッド・ウッド、リチャード・ファウラー

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「かいぶつがいるよ!」
デビッド・ウッドさく、リチャード・ファウラーやく、かきうちいそこさく、フレーベル館、2007

大元は2005年に出版されたそうです。日本語訳は2007年ですから、すぐに翻訳の作業にとりかかったのではないかと思います。絵本は魅力に満ちています。これらを「子どものためのもの」に括ってしまうのは、とてももったいないと40年近く思ってきました。

今回のものは他の本を探しているときに発掘してしまいましたが、いいです。表紙を見ると、子熊のようです。「かいぶつがいるよ!」と言っています。これはオトナになってしまった人々へ向けた本です。親が子供に読み聞かせをすることを前提にデザインされたものではないでしょうか。

そうか、子どもはかいぶつが見えるのか。いるのがフツーなんだ。。。。
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2019年10月27日

まちづくり関連本、など 1633 ツジトモ

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「GIANT KILLING 53」
ツジトモ著、綱本将也原案・取材協力、講談社、2019

岡山を視察中に見つけました。柏に帰ってから買いました。この巻では相手はオーストラリアです。実際のことが下敷きになっています。オーストラリアの選手は、実際の選手が何人か思い浮かびます。そして、実際におきたことも思い出してしまいます。さて、次巻はどうなるでしょうか。

ラグビーのワールドカップを見ていると、サッカーの魅力との違いに気がつきます。サッカーの魅力のひとつはジャイアントキリングと言われますが、それだけミスをする確率が高いスポーツなのだと改めて思いました。そういうことが漫画という表現媒体で描かれていることに感銘を受けます。今に始まったことではないですが。
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2019年10月08日

まちづくり関連本、など 1632 浦沢直樹

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「あさドラ!2」
浦沢直樹著、小学館、2019

忙しすぎる気分になってはいけない、と思いました。発売日をチェックするのを忘れていました。昔は、好きなミュージシャンのLP発売日を見逃さない努力をしたものです。という話をしている場合ではありません。

1巻を読んだときにも思いましたが、著者が別々に表現していた路線が融合したものになっているのだろうと思います。連続テレビ小説と大河ドラマとSF活劇をビーフシチューのように煮込んで煮込んで煮込んでいくのでしょう。集大成でしょうか。

このように思うと、先日、挙げた「ランド」も似たような気がします。著者にとっての集大成的な意味合いがあるでしょうか。あちらの作品もSFです。自分は文学にも素養がないのでよく分かりませんが、昔、筒井康隆がSFと純文学を融合させた作品というのがあったと記憶しています。たしか、挫折したものです。今なら読めるかもしれません。

「今なら、読める」そんな本ばかりです。今、読んでおる本もその部類ですが、上巻を読み終えたら、下巻に行く前に「今の本」を読もうと思います。「今なら、読める」本は。いまさら逃げません。しかし、「今の本」は、今、読めるなら呼んだほうがいい。と、この漫画を読んで思いました。今日も頑張ろう。。。。何を?
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2019年10月07日

まちづくり関連本、など 1631 山下和美

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「ランド9」
山下和美著、講談社、2019

二重構造?二項対立?双生観?さまざまな概念が錯綜してきています。
そして、融合というのか、統合というのか。また、破壊に向かっているのか。再生に向かっているのか。絶望なのか。希望なのか。誰にとっての幸せなのか?
まだ明らかにされていない出来事がいくつかあるようです。この世界が出来上がるきっかけとなった現象は、なんだったのか?
「あの世/この世」という言葉が1巻から登場していますが、その感覚は読み手をどのように揺さぶっているのでしょうか?
信じていけるものを一つずつはぎとられていくように感じます。その先に何が見えるのか。

9巻になりましたが、まだまだ物語は終わらないようです。先が気になります。と書きながら、発売日に気がつかないでいました。
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2019年10月05日

まちづくり関連本、など 1630 トミー=アンゲラー

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「すてきな三にんぐみ」
トミー=アンゲラー著、いまえ よしとも訳、偕成社、1990

日本で出版されたのは1969年だったようですが、このコンパクト班は1990年とあります。絵本は、大きい版で観たいものです。しかし、このサイズは素敵だと思いました。いつもカバンの中に潜ませておけるような気がしました。誰にもばれないようにこっそりと眺めるのです。いいかもしれません。

お話は、基になる実話があったのでしょうか?ヨーロッパが黒死病に覆われたときのエピソードが基になっているのではないだろうか?などと、思いながら眺めてしまいました。

すてきな三人組に驚いたのは、そして、もしかしたらもっともすてきなのかもしれないことは、お話の前半に描かれている彼らの行為に目的がなかったことです。その行為のために行うというように描かれているところです。だから貯まるばっかりだったのでしょう。費やす目的が見つかった途端に、彼らはすてきな人たちになります。しかし、その前からすてきな人たちだったのだろうと思います。やってきたことはともかくも、、、
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2019年10月04日

まちづくり関連本、など 1629 安藤忠雄

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「安藤忠雄 初期建築原図展―個の自立と対話」
国立近現代建築資料館編、2019

なかなか貴重な冊子だと、手に入れたから改めて思いました。「原図」を眺める機会だけでなく、冊子で振り返ることができるのは、嬉しいことです。たとえ、原図が小さくとも。

国立近現代建築資料館は、とても大切な期間だと思います。保管し維持して開示することは、未来を豊かにすることだと思いました。
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2019年09月28日

まちづくり関連本、など 1627 中山真敬

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「一瞬で片付く!ずるいパソコン仕事術」
中山真敬著、宝島社、2017

随分と前に買ったものです。少なくとも昨年か、それ以前です。今回、これを取り上げたのは、昨年の10月に購入したノートパソコンの動きが遅くなってきたからです。再び、ページを開いて改善できるところを改善して、動きがスムースになるようにしなければんりません。

しかし、問題がひとつあります。それは自分自身です。IT弱者なので、根本の解決策が分かりません。例えば、オフィスというアプリがありますが、パソコンにバンドルされているもののままでよいのか?それともオフィス365というものに換えたほうがいいのか?換えた場合は、年間使用料がもれなくついてきます。

そうしたらいいものか?自分の人生でさえままならないのに、パソコンの面倒までもみなければなりません。ここに取り上げた本が「救いの書」となるのには、まずは自分自身を解決しなければならないのでしょう。
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2019年09月05日

まちづくり関連本、など 1623 テネシー・ウィリアムズ

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「男が死ぬ日」
テネシー・ウィリアムズ著、広田敦郎訳、而立書房、2019

今度、表題の芝居を観に行くのでですが、その本がありましたので読むこととしました。「西洋能」という仕立ての芝居だそうです。ウィリアムズと三島由紀夫に親交があったことで生まれた作品とのことです。作品については、観劇後に感想を言うこととします。

さて、久しぶりに戯曲を読みました。久しぶりだったので慣れるまで時間が必要でしたが、慣れてからは「男が死んだ日」の後の2編は、自分でも驚くほどに読み進みました。

芝居の世界は奥が深いことを久しぶりに思いました。戯曲に描かれている世界が、三次元でどのように立ち上がるのか?しかも、生身の人間が演じるものが、何を醸し出すのか?愉しみとなりました。

「観てから読むか?読んでから観るか?」と言われたら、「観てから、、、」と応える側ですが、「読んでから、、、」もいいものだと思いました。大人になったのかもしれません。
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2019年09月03日

まちづくり関連本、など 1622 ヤマザキ・マリ とり・みき

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「プリニウス [」
ヤマザキ・マリ とり・みき著、新潮社、2019

新潮45が廃刊となったときに、真っ先に心配したのは、この連載の行方でした。その後、ボウと生きていたら、今年の4月に第8巻が出ていました。つまりは、これは平成最後に出版されたもののひとつということになります。

そんなことはさておき、読み進めていくと面白くてやめられません。早く、次を読みたいものです。今年の冬に次巻が出るようですが、冬が待ち遠しいという気持ちになります。

この漫画の魅力は、二人の漫画家のデュオのアンサンブルにあると思っています。それぞれがそれぞれのやりたいことを発揮しながら、その化学変化が狂気を引き出していくように思えました。狂気は、ネロの時代のローマの狂気です。
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2019年09月02日

まちづくり関連本、など 1621 山納洋

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「歩いて読みとく地域デザイン」
山納洋著、学芸出版社、2019

読み終わって、いや、読んでいる最中に著者に嫉妬を覚えました。まだ20代半ばだというのに、すでに街の読み方が確立されています。そして、文章が易しく、うまい。街を読み込むことの大切さを十分に理解しながら、しかも、無くなるもの生まれるものそれぞれに同じようなまなざしでいとおしく見つめている様が伝わってきます。素晴らしい。このような人がこれからの時代を背負っていくのだろうと思いました。

建築基準法や都市計画についても歴史をちゃんと押さえているところも凄いと思いました。この本を読んで改めて、都市を読むことは、歴史を読むことであり、地図を読むことであり、人々の生活を読むことであり、地域文化を読むことであり、建築を読み解くことであることを思いました。

このような本を読むと、未来を悲観しなくてもいいのだと思います。個人的には、この人のように街を読み解き、新しいかたちを創る人が増えていくことを願っています。元気をもらいました。ありがとうございます。
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2019年08月09日

まちづくり関連本、など 1617 カレー図鑑

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「Vol.4」

カレー図鑑も第4号となっています。今回はスタンプラリーがついています。凄いなあと思いました。なんとなく、大事にとっておきたいと思います。
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2019年08月08日

まちづくり関連本、など 1616 大塚篤

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「カタチから考える住宅発想法」
大塚篤著、彰国社、2016

大学の生協で見かけて、これはいい本だと思いました。学生向けというのが主旨だと感じましたが、実務をしている人にもよい本だと思いました。少なくとも自分にとって有難い本だと思いましたので、ハックルベリーブックスに注文しました。生協は学生が利用するところですので、そこでは買いません。

あえて「カタチ」から考える。とタイトルにするには、計画学が過度の影響を与えているのかもしれないと思いました。プランニングは合理的で動線が混乱しないよう、かつコストパフォーマンスも考えるというのが叩きこまれてしまうのかもしれません。それはもっともの話として、カタチが生んでしまう空間特性を改めて考える機会を設けようとした本なのだろうと思いました。

「カタチ」が誘発する人の行為を想像できれば、複雑かもしれない空間構成は合理的やコストパフォーマンスといった呪縛から解放されるのだろうと思いながらページをめくりました。それはすなわち「正解」を追わない行為なのかもしれません。建築設計に正解はないと言われます。しかしながら善意での建築計画は正しく思えますから、そのようにしないといけないような気分になります。こんなことを思っているのは自分だけかもしれませんが、この本は頭の固い自分を少し解放してくれました。
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2019年08月06日

まちづくり関連本、など 1615 かこさとし

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「かわ」
加古里子、福音館書店、2016

元は1962年に発刊されました。福音館書店の「こどもとも」7月号だったそうです。ふつうの絵本は見開きごとに世界が構築されますが、この絵本は連続しています。それをあるときあるかたが、2冊購入して本をばらし、絵巻物として繋げたそうです。それを出版社がしつことによって、この絵巻じたてが生まれたとのことです。日曜美術館でで紹介していました。それを知ったものですから、これは手に入れないわけにはいかないと思うようになりました。

柏には、ありがたいことに児童書専門書店「ハックルベリーブックス」があります。そこで注文しました。いつものは仕事関係の本を注文するのですが、今回は書店の主旨にあったものとなりました。

この絵巻がすごいのは、表面はカラーで文字がありません。きれいな絵をめくりながら海へたどり着きます。裏面もあります。裏面はモノクロで川のところだけ色があります。そして、文字が入り解説がなされます。さらに、1962年版ではなかった2ページが追加されたそうです。広大な海が描かれています。表を十分に楽しんでから、裏を見るのがよいでしょう。たぶん、小さなこどもはそれをするでしょう。おとなもそれをすると楽しいと思います。

自分としてはBGMは小川美潮が唄う「水」です。「かわ」を観ながら「水」が脳内に流れていました。
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2019年07月25日

まちづくり関連本、など 1613 ツジトモ

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「GIANT KILLING 52」
ツジトモ著、綱本将也原案・取材協力、講談社、2019

今回も面白く読みました。しかし、改めて気がつきました。この物語は、まだ1シーズンが終わっていません。それなのに52巻まできています。これは大変です。描くほうも。読むほうも。何年もこの物語に関わっています。

主人公は、ヨーロッパに行くのでしょうか?連載を読んでいる方々は、どうなっているか知っているのかもしれません。しかし、自分は漫画雑誌を読まなくなりましたので、分からないままにしておきます。
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2019年07月24日

まちづくり関連本、など 1612 矢巾町

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「ヤハヤハくらし本」
矢巾町、2018

先日、東銀座にある「いわて銀河プラザ」に久しぶりに行ったときに見つけました。なんだろう?と思いながら手に取ったら、矢巾町という自治体のプロモーション・ブックでした。他と異なるものでした。

表紙の右上の黒い丸のなかに「未来につよい矢巾町へおひっこし、しませんか?」とあります。表紙を見ただけで、この冊子のコンセプトが明解です。移住を呼びかけるのですから、ターゲットは若者たちです。そしてもう少し狭めると、子育て世帯。または、新婚家庭などが具体的な対象なのだろうと思いました。それは「未来につよい」と小さな文字ですが堂々と謳っているところからもうかがえます。

そして表紙をめくると登場する言葉が、なかなかやるなあ、と思わせました。「どんなまちでくらすかは、どんな未来を選ぶかと同じかもしれないです。」とあります。この冊子は、相当に練り込まれているに違いないと思いました。さらにページをめくると、ステキなページレイアウトやデザインと今風のハイキーな写真が溢れています。

これは、自治体のPR誌でありながら、ひとつの読み物として成立することを狙ったのではないかと思いました。そして、「無料ですよ」という声を聞いただので安心してもらってきました。
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2019年07月19日

まちづくり関連本、など 1610 TOTO

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「TOTO通信 2019年夏号」

電車の行き帰りで読みました。普段は、あまり読めないでいます。なんとなく「後で」と思っているうちにタイミングを失ってしまいます。

今回は「借景」特集です。これを熟読しているということは、自分なりに設計への関心が高まっていることの現れなのだろうと思いました。珍しいことです。というか、そちら側へシフトしていかないとなりません。バックナンバーを引きずり出してきて、まずは藤森さんの連載「現代住宅併走」を幾つか読んでみようと思います。

片付けをしなければなりません。。。。
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2019年07月17日

まちづくり関連本、など 1608 槙文彦・真壁智治

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「アナザーユートピア」
槙文彦・真壁智治著、NTT出版、2019

執筆陣が多いので、話の展開がよく分からないかもしれない。と、最初は思いました。しかし、読み進めていく中で、とても面白い本だと思うようになりました。「オープンスペースから都市を考える」という言葉を基に、それぞれの論考が展開されます。面白いと思ったり、そうでなかったりとありますが、それは、こちらの関心の在り方と理解力の力量の問題なのだろうと思いました。

「アナザーユートピア」と「オープンスペース」が掛け合わさったとき、人々は何を思い描くのか?この本では建築・都市系を中心としながらも関連する分野の方々が執筆されています。少しでも幅が広がった論考が集まっていることが、自分にとっては面白く感じました。自分みたいな何をやっているか分からないような人間でさえ、読むもの偏りがちです。都市空間に対する勧化方が少し広がったように思いました。

もっとも読みごたえがあったと感じたのは、第W章の田中さんと伊藤さんと藪前さんの話でした。これも、自分がもっとも知らない話だったからかもしれません。
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2019年07月08日

まちづくり関連本、など 1603 惣領冬実

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「チェーザレ 12」
惣領冬実著、講談社、2019

11巻が2015年だったようです。しばらく間が空きました。諸事情を知らないので、続きはでないものと思い込んでいました。続きが読めることに感謝します。

この本と「プリニウス」(ヤマザキマリ、トリ・ミキ)は自分にとって有難い本です。文章だけのものは絵姿が分かりません。かつての漫画のことは分かりませんが、おそらくはこのふたつは、史実を正確に描こうと尽力されていると思います。物語のことはともかく、絵姿については。自分は、古代ローマやルネッサンスの専門でもなんでもありませんが、「当時の様子」を物語のかたちで描いてくれているものに興味を覚えます。人はどうやって生活しているのか?ということに関心があるのかもしれません。こんな話をしてしまうので、建築もその一部と思ってしまうのでしょう。

この巻は法王選挙の様子が描かれています。それが嬉しいです。ぜひ、映画化してほしい。探せばあるのでしょうか。こんな話ばかりしていると、惣領さんのファンの方や、チェーザレ・ボルジアのファンの方に怒られてしまうでしょう。すみません。
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