2012年05月17日

まちづくり関連本、など 0664

A私の身体は頭がいい.JPG

「私の身体は頭がいい」
内田樹著、文春文庫、2007

このタイトルは橋本治さんから頂いたものとのことですが、とても頷きました。以前、橋本さんの本を読んだ時にも思ったものですが、改めて思いました。名言のひとつとさえ思います。

さて、「武道」とか「武術」です。おかげさまで、この本で、自分のなかがすっきりとしました。2007年に文庫版がでていることを思うと、もっと早くに読んでおきたかったと思いました。しかし、やはり「今」なのでしょう。たぶん、自分が何らかの原因で、これを読む必要が生まれたのだと思います。

スポーツ(あるいは体育)と武術の根本的な違いはどこにあるか?明解となりました。「死ぬかもしれない」「生き残れないかもしれない」とリアルにイメージしながら訓練するかどうかということだと理解しました。このことを、武道系でない言葉で解説いただいたと受け取りました。

鬼ごっこやハンカチ落とし、だるまさんがころんだ、などなど「子どもの遊び」は、体育やスポーツに繋がっていくものではなくて、武術的なものに繋がった方が理に敵うと思います。
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2012年05月16日

まちづくり関連本、など 0663

A建築と庭.JPG

「建築と庭」
西澤文隆「実測図」集刊行委員会編、建築思潮研究所編集、菅地区資料研究社発行、1997

西澤文隆さんが実測された図面集です。ぼくが駄目なのは、2012年に手に入れたことです。発行されてから15年も経っています。しかし、発行されたころは金沢に移って間もなかったことを思うと、致し方なかったともいえます。でも、ダメです。

なぜダメかというと、ページをめくるたびに自分が浄化されていくような感覚を、少なくとも10年前に体感している必要があったような気がするからです。こういうことを書くと、そのころのことを思い出しますが、こうやって、ときどき懺悔めいた気分に陥ります。

おそらく、この本は自分にとって「バイブル」のひとつなのだろうと思います。西澤さんが実測された筆致の中に自分が溶け込んでいくような気がします。そして、これを描き上げる熱意に驚かされ、かつ、自分のダメダメぶりを見つめることとなります。

これがバイブルならば、やがてぼくは元気になります。この本を繰り返し眺めることで、なんとか頑張っていけるようになると思います。
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2012年05月12日

まちづくり関連本、など 0662

A pepita.JPG

「pepita 井上雄彦 meets ガウディ」
井上雄彦著、日経BP、2011

この本を知った時、発売されたら買うべきなのだろうと思いました。手元において、日頃パラパラとめくるだけで十分だろうとおも思いました。

あれから数か月も経ちますが、気持ちはそのままです。申し訳ありませんが、文章もろくに読まず、DVDも観ず、カレンダーも使っていません。

ぼくは、これまた申し訳ありませんが、井上さんには入れ込んでいません。スラム・ダンクを読んでいませんし、ヴァガボンドは連載初期くらいまでです。いつの間にか巨匠になられていることを、NHKのプロフェッショナルで知りました。

だから、パラパラでいいというのではありません。井上さんの「素描」にだけ接したい気持ちから抜け出せていないということです。今のところ、井上さんに追いつけないからでしょう。何が追いつけないか分かりませんが、そういう気持ちです。
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2012年05月07日

まちづくり関連本、など 0660

A光る輝くあしたへ (1).JPG

「光り輝くあしたへ」
河崎芽衣著、秋田書店、2012

先日、柏の浅野書店に行ったときに見つけました。「光とともに・・・」の文庫版10巻もありました。9巻を買っていないことに気がつきましたが、浅野書店にありませんでした。この本は、「光とともに・・・」を読み終わってからのほうがいいのだろうと思いました。

しかし、その後に、これだけでも先に読もうと思いました。それは、裏表紙をみたからです。正確には裏表紙側の帯ですが、そこに「取材協力/スワンベーカリー柏店」とあったからです。
 漫画はフィクションとありますが、スワンベーカリー柏店が頑張ってこられた様子を知ることができるのだろうと思いました。この漫画のなかで老人男性が「障がい者が作ったパンなんか食えるか・・・!」というセリフが出てきます。柏にこのような人がいるかもしれない。と、思いました。フィクションかもしれない。とも思いました。いずれにせよ、このような事実はどこかで起きているのでしょう。老人男性は、どのような気持ちで、このセリフを言ってしまったのでしょうか。
 
この漫画は「光とともに・・・」のために先行取材していたものだそうです。そこのひとつにスワンベーカリー柏店があったということのようです。それで、文庫版の解説をスワンベーカリー柏店の方が書かれていたのだと理解しました。



A光る輝くあしたへ (2).JPG

「帯を取ってみました」

他の本に比べて帯が大きいように思いました。おそらく、帯で伝えたいことが多かったのでしょう。
 で、帯を外してみました。おそらく、表紙のデザインは、帯があって成立するかたちになっているのでしょう。

このブログでは、柏に関する部分のみを書きました。その他にも書くべきことは沢山あると思いますが、これで終わりにします。問題は、いつも自分の側にあります。上手く書けないままですが、終わります。
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2012年05月06日

まちづくり関連本、など 0659

A GIANT KILLING extra vol.09.JPG

「GIANT KILLING extra voi.09」

申し訳ないくらいに北嶋選手と吉田選手の記事しか読んでいません。忙しいから、というよりも、気持ちに余裕を持てていないからでしょう。

仕事が詰まっている(怠けていたツケとも言われています)ことと、読むべき本が幾つもある、という理由です。それと、日立台に行っていないからかもしれません。

仕事をしなければなりません。結果はパソコンで速報を追います。しかい、今日は J-SPORTS 1 で生中継があります。危険です。それまでに断面図を何とかしなければなりません。
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2012年05月02日

まちづくり関連本、など 0658

A120501 テルマエ・ロマエ4巻.JPG

「テルマエ・ロマエ」
ヤマザキマリ、エンターブレイン

平成24年4月の時点で、相当に有名な漫画です。建築設計技師の話です。このような設定をよく思いつくものだと感心しました。面白く読みながら、半分は笑えません。一応、建築に関わる仕事をしているので、身につまされる思いも過ぎるからです。

主人公のように、真面目に生きなければなりません。真面目に生きるからこそ、コメディにもなりえます。そのことを忘れてはいけないと思いました。



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「栞とチラシ」

漫画が売れていますが、映画も上映されています。そして、本屋ではここぞとばかりに平積み戦略の上、変わったかたちの栞まであります。

この漫画を読んで考えてしまったのは、著者のことをまったく存じ上げていないまま書く無礼をしますが、漫画を描きたくて漫画を描いている人とは異なるのではないか?という気がしたからです。善いこと思っているのですが、つまり、杉浦日向子さんを思い出しました。

漫画家としてではなく、自分の専門分野があって、それを漫画というエンターテインメントのかたちで表現していることを面白く思いました。と、同時に「漫画」にしてしまうことで、大事何かは抜け落ちているような気もしました。
 インテリ芸能人と呼ばれる人たちが認知される昨今ですが、それは「雑学」としてであって、「お愉しみ」の範囲でのことなのだろうと思います。悪い話ではありません。エンターテインメントをきっかけにして、深く知り得ることができれば。。。。

ここまで書いて分かったのは、自分が何に訝しく思っているかということです。「深まらない」ような気がする。受験勉強的な捉え方に留まるような気がするからなのでしょう。となると、他人様に対して、ああだこうだ言える身分ではないのに、大それたことを言おうとしえいる自分に気がつきます。いけません。いけません。
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2012年04月30日

まちづくり関連本、など 0657

Aチェーザレ 9巻.JPG

「チェーザレ 9巻」
総領 冬実著、講談社、2012

8巻について書いたのが、2010年の10月でした。まるで、ミュージシャンのアルバムが出るペースのようです。連載を読んでいないので、何があったのか分かっていまsねんが、9巻が出たことをただただ嬉しく思っています。

チェーザレは、カエサルですね。文字も行動も。そして生き方も。そう思ってみれば、よいのか。分かり切ったことを改めて書いてみるのは、「変える人」と「引き継ぐ人」。そして「盤石にする人」などなど、それぞれに役目があるのだろうと思うからです。こういうことは、組織的な関係にはつきまとうのでしょう。家系などというものも、その一つなのでしょう。

この本、帯が二重に巻かれています。海外ドラマが始まるようです。帯をひとつめくると、主人公が17歳であることを教えてくれます。17歳です。17歳でイタリア社会を仕切ろうと考えています。時代が異なる、というのを理由にしている以上は、思考停止を宣言しているような気がしてきます。

世界を考える人は、年齢に関係なく考えるものだと思います。また、考える立場にいながら「考えない努力」をする人が少なくないことも理解しないといけません。「街」のような狭い世界ですら、現象だけは似たようなものです。
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2012年04月29日

まちづくり関連本、など 0656

A建土築木2.JPG

「建土築木2」
内藤廣著、鹿島出版会、2006

「1」と「2」併せて、自分にとっては名著です。ぼくには、何かを評価する眼が養われていませんので一般論的には話ができません。で、「自分にとって」となります。すみません。

「2」が素敵なのは、川を題材にしているところです。そして、五十鈴川で始まり、熊野川で終わらせるところが憎い。「川」を取り上げながら日本の深層心理を照射しようと試みたのではないかと思いました。
 そして、文章がよいなあ、と思いました。このような文章を書けるようになりたいものだと思います。しかし、そうなるためには文学作品を読んでいる必要があります。この時点でアウトのようです。

願わくば、「1」と「2」を合本して、新書版や文庫版として再販されることを願います。各1800円は、ちょっと厳しいです。建築世界の周縁にいるからでしょうか。多くの建築と土木の仕事に就いている方々が読まれるといいなあ、と思いました。
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2012年04月26日

まちづくり関連本、など 0654

A建土築木1.JPG

「建土築木1」
内藤廣著、鹿島出版会、2006

一緒に非常勤講師をしている先輩から紹介されました。何年も前から言われていたのですが、ようやく読むこととなりました。

読んでみますと、「なんかちょっと素敵な文章だな」と思いました。「慈しみ」をもって書かれているように思いました。「建築」出身でありながら東大の「土木」学科で教鞭をとられた方ですので、建築と土木の垣根を低くすることを願っての文章だと思うと、なおさら「慈しみ」を感じます。

続編もあります。
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2012年04月23日

まちづくり関連本、など 0652

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「14歳の子を持つ親たちへ」
内田樹・名越康文著、新潮新書、2005

内田さんの著書を続けて読んでいます。これで3冊目ですが、対談本は内田さんだけではないので、2人の著者を同時に知るような感覚になるものだと、改めて思いました。

名越さんは、精神科医とのことです。「子」の問題と、「親」の問題。そして、どちらがいいとか悪いとかではなく、連動していく問題。親である側の生き方の見直し。

共同体を見つめずに半世紀を過ごしてきたことのツケ。そして、そこに無反省な思考。多くの人が「そうなっていたもの(仕組み)」に対して、鈍感であるらしいこと。改善は過去の否定の上に成り立つかのように言われ続けているような気がすること。

書き始めたら、ますますまとまらなくなっていますが、町内会のような場所にすべての課題が見え隠れしているように思えてきました。町内会や親子会のような「既存の仕組み」が機能していないところが増えているコトを実感しているのですが、誰も何も手を付けられないままに朽ちていくのだろうと思います。

町内会のような仕組みが新しい柔らかい仕組みに変化していくことができれば、子育てにかかる課題のいくつかが軽減されるかもしれません。しかし、簡単にはいかないでしょうね。これからの「地縁」は、定年まで地縁から距離を置いていた人たちが「町会長」や「町会役員」などという肩書で登場してくるのでしょう。その方々の手腕如何ですね。

そのとき、「コミュティ・デザイン」が立ち向かっていけるのか?ますます散漫な話になりますので、ここでやめます。

愚痴めいた話はやめて、自分になにができるのか?おそらく、緩やかに葬る側に廻るのでないかと思っています。
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2012年04月18日

まちづくり関連本、など 0650

A橋本治と内田樹.JPG

「橋本治と内田樹」
橋本治、内田樹著、ちくま文庫、2011

この本は売れているのだろうか?売れているとすると、誰が読んで何を想うのだろうか?そして読者は自分の生活にどのように反映させるのだろうか?などと、面白く読みながら考えてしまいました。

橋本治さんは、おそらくとらえどころがないと思います。ぼくはそういうところに惹かれるのですが、そういう人は多いのでしょうか?内田さんのファンが読むのでしょうか?

内田さんは、ニッチな人なのだろうとだんだん分かってきたような気がします。そして、なんだかとても大切なことを感づいていて、とても大切なことを現代の思想で語ろうとしているのだと思います。単純に「昔はよかった」ではなくて、でも昔からあることの良さを復活させて、それを今の言葉でどのように説明するか。とても難しい作業をされているような気がします。でも、ご本人にとっては苦役ではないのでしょうね。

橋本治著作の読み方は、「読み飛ばしていく」がもっともいいのかもしれません。そのうちなんとかなるでしょうね。橋本さんと安藤忠雄さん、そして小篠綾子さんに共通するものがあるような気がしてきました。「商売」する家に育ったひとたちのサービス精神です。キーワードになりましょうか。
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2012年04月11日

まちづくり関連本、など 0647

A空間練習帳.JPG

「空間練習帳」
小嶋一浩・伊藤香織・小池広野・高安重一編著、彰国社、2011

うーむ。こんな本が出ていたとは。。。先日、柏の新星堂で見つけました。東京理科大理工学部建築学科の1年生の演習の内容が本になっています。ちょっと、やられたなあ。と、思っている自分に気がついて、少し笑ってしまいました。

内容は、とても興味深いものです。「建築」を学ぶ前に「空間」を愉しもうというコンセプトと受け取りましたが、その通りだろうと思います。そのように思うのは、昔、美術をやる人から「建築の人と話をしていると空間の概念が違うから話が合わない」と聞いたことがあったからです。確かに、建築の人間が捉える空間の概念は、良くも悪くも限定されているように思えます。

「空間」を感じる体験を初めにしても、やがて「建築」へ進んでいくので、卒業する頃にはどうなるのだろうと考えたりもしますが、個人的には本に書かれていることは一生やり続けることばかりだと思いました。この仕事につく限りにおいては。

さて、こちらも、真面目に仕事をしなければなりません。
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2012年04月08日

まちづくり関連本、など 0646

A下流志向.JPG

「下流志向」
内田樹著、講談社文庫、2009

2007年に単行本として出版されたようです。講演録ですが、講演は2005年です。講演から7年経っている計算になります。

文庫の帯に「親、教師を震撼させた」とあります。出版されてからの5年間、日本は変化したのでしょうか?子供の実態は親の思想が反映されていると思うのですが、つまりは親が変化できたかどうか?ということになります。

学ばない子供たちと働かない若者たちの構造については、なるほどと合点がいきます。ほかの論説よりも自分には納得いくものだと思いました。では、戦後60年かけて築いてきた社会の構造が変化していくでしょうか?経済合理性での発想から脱却し、コミュニティの在り方を模索するような状況に変われるでしょうか。

可能性がない訳ではないだろうと思います。高度成長期を支えてきた方が地域から引退された後、どのようなコミュニティが再建されるか?というところに可能性があるかないかが見えてくるのだろうと思います。団塊の世代の方々が地域に初めて登場して、何を作り上げることができるのか?そして、団塊の世代が代替わりをするとき、何が残っていて、何が無くなっているのか?

いずれにせよ、なんとかやっていける「地域」は、近代的と前近代的を溶け合わせた柔軟な体制を持つのでしょう。そういうことは、もしかすると昔から変わらないことかもしれません。
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2012年03月30日

まちづくり関連本、など 0641

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「梅原デザインはまっすぐだ!」
梅原真×原研哉著、はとり文庫、2011

梅原さんの「ニッポンの風景をつくりなおせ」刊行記念対談を本にまとめたものです。対談なので、すぐに読めてしまうのですが、何度も読み返したくなる本です。

このお二人は、デザインが本来持っている力をちゃんと認識させようとしているのだと思います。カッコいいかたちをつくるためだけにデザインがあるのではないこと。デザインすることで、何がどのように変わっていくのか、ということが目的であること。などなど、改めて感じました。

当たり前ですが、できれば先に「ニッポンの風景をつくりなおせ」を読んだ方がいいです。
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2012年03月27日

まちづくり関連本、など 0639

Aはやぶさの大冒険.JPG

「ビジュアル版 はやぶさの大冒険」
山根一眞監修、マガジンハウス、2012

映画公開に合わせて妹が送ってくれました。実は、まだちゃんと読んでいません。なぜかというと、映画を観る前に情報を詰め込みたくなかったからです。しかし、映画を観てからかなり時間が過ぎました。それでも、読んでいないのは、補助金対応に忙殺されているからです。

本当は、今こそ、読まなければいけないのかもしれません。渡辺謙三が演じた科学者の姿勢を学ぶべきは、今なのだと思います。このブログを書きながら、気がつきました。

こういうところが、困ったものです。予測ができない。
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2012年03月22日

まちづくり関連本、など 0638

Aストライカーのつくり方.JPG

「ストライカーのつくり方」
藤坂ガルシア千鶴著、講談社現代新書、2011

著者は日本人で、アルゼンチンで長く生活しているとのことです。ご主人はアルゼンチンの方です。

なるほど、このような方だからアルゼンチンのサッカーのことが、しかも育成年代のことが書けるのだと理解しました。実は、この本は、凄い本なのだろうと思います。

何が凄いかというと、ジュニア世代のコーチをやっている方々は、おそらく、この本から何かを学ばないのではないかと思ったからです。何を言っているのか分からない展開になっていますが、ぼくが凄いなあと思うことは、自分の知り合いから共感を得ることが少ないので、ヘンな応えになってしまいました。

具体的には、この本に書かれているバビーフットボールを取り入れているチームがどのくらいあるのだろうと思ったことにあります。そして、本で読んだからといって、すぐに取り入れられないだろうなあ、とも思いました。

「原石」は何処にでも転がっているかもしれない。と、真面目に考えるならば、バビーフットボールやブラジルの人たちのように砂の上でサッカーをするなど、いつの間にかテクニックが身についてしまっている環境づくりが必要なのだろうと思います。

この本を読むと、アルゼンチンは原石探しに国をあげて真剣に取り組んでいるのだろうと、思います。もしかすると、日本という国にもっとも足りない考え方は「国をあげて」かもしれません。組織は「長」の力量を超えられない、という話を聴いたことがあります。本当にそうであるならば、この本に書かれているように日本代表経験者の多くが子どもたちをもっともっと教えるようになることが必要なのでしょう。
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2012年03月20日

まちづくり関連本、など 0637

Aサッカー「観戦力」が高まる.JPG

「サッカー『観戦力』が高まる」
清水英斗著、東邦出版、2012

読んでいるときは「へー」の連発でした。しかし、これで自分の「観戦力」が高まったかというと、それはこちらの力量の問題だということを改めて感じました。

著者のようにスポーツ・ライターとして日々、眼を養っていれば、スタジアムで瞬時に理解することができるでしょう。つまり、日々精進の世界だと、感じました。


では、帯にある「9割の人はなぜサッカーの見方を間違えるのか?」についてはどうでしょうか。著者はサッカーをやり続けている人です。そのような人でも、プロの話を聴くとご自身の浅さを反省するそうです。それならば、40越えてから「おやじサッカー」を始めた自分なんぞは、見えなくても仕方がないのでしょう。

仕方がない。と、開き直れるので、安心してこのような本を読みます。そして、前にも同じような本を読んだことを思い出し、その隣に新しい本を並べ、「もう一度読まないといけないな」と思います。でも、再読するより、新しい本に走ってしまいます。
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2012年03月19日

まちづくり関連本、など 0636

Aとっておきのカレー.JPG

「とっておきのカレー」
きたじまごうき著、絵本塾出版、2011

仕事柄、知り合いに建築家が何人かいるのですが、そのなかの1人である丹羽修さん(http://www.nl-d.jp/)から紹介頂きました。きたじまさんは丹羽さんの知り合いだそうです。そして、お二人とも柏市在住です。

なるほどなあ。と、思いました。山小屋で働きながら絵を描き始めたそうです。きたじまさんのプロフィールを読んで、別の意味で、なるほどなあ。と、思いました。

これからも、山の生活がにじみ出る絵本を作られるのだろうなあ、と思いました。でも、山小屋と柏市と、どちらにいることが多いのでしょうか。たぶん、山でしょうね。柏市にあるハックルベリー・ブックスで原画展が開かれる日がくることを願っています。
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2012年03月12日

まちづくり関連本、など 0635

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「都市と自然」
安藤忠雄著、エーディーエー・エディタ・トーキョー、2011

「住宅」に続いて読み終わりました。読み終わったときは、なぜかとても疲れています。それは、本のせいではなく、自分の作業の区切りと重なったからです。

安藤さんがタフなのは、自分の中に常にリングがあるからだろうと思いました。そうであれば、自分も嘘でもいいからフィールドを持てばいいのでしょう。勝っても負けても元気でも疲れても、すぐに次の試合がやってくると思えば、少しは何とかなるかもしれません。


本の話をします。安藤さんは、ご自身が設計されるものは自然と直に対峙するのがよいと思われている、読み取りました。ランドスケープ・アーキテクトとのコラボレーションではなく、10年後に見えてくる植生の盛り上がりと関係を持ちたいのだろうと思いました。

槇さんが言うランドスケープと安藤さんが言う自然は、何が異なり何が共通するのか?ということを考えるのが、自分にとっていい訓練になるのだろうと思いました。そのためにも、西沢文隆さんの実測図集を注文しました。ハックルベリー・ブックスに。

自分に気合を入れなければなりません。夕方が近づいてきます。
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2012年03月08日

まちづくり関連本、など 0634

Aまんがで読破 ダ・ヴィンチの手記.JPG

「まんがで読破 ダ・ヴィンチの手記」
レオナルド・ダ・ヴィンチ原作、イースト・プレス、2012

「cocoro」という漫画がありました。かわぐちかいじさんが描いたものです。ダ・ジンチの生涯を描くものでした。期待していたのですが、なんとなく中途で終わったように感じました。

先日、浅野書店で見つけた時は躊躇なく買いました。サカマガ、サカダイとともに。

ダ・ヴィンチや安藤忠雄に見倣わなければなりません。その心の持ち様に。
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