2020年06月23日

まちづくり関連本、など 1714 ツジトモ

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「GIANT KILLING 55」
ツジトモ著、綱本将也原案・取材協力、講談社、2020

待っていました。移動の途中で買ってしまいました。有楽町の三省堂にて。帰ってきてから読みました。今日の仕事は出先でしたが、漫画を読みたくなる気分にならなかったのが幸いです。

さて、相変わらずワクワクしてしまいました。しかし、しかし、、、、この漫画は、何故に現実のデジャヴを上手く描くのか。作者と編集者は、この展開をいつ考えたのでしょうか。単行本の編集の仕方が相当にデザインされていると思いました。連載を読んでいないので、毎巻の展開に一喜一憂してしまいます。有難いことです。

しかし、次巻が気になります。まいったな。これは。
サッカーは喜びと悲哀と絶望と狂気が混濁します。他のスポーツでも同じかと思いますが、入れ込んでしまっているでしょうがサッカーは格別な気になっています。
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2020年06月22日

まちづくり関連本、など 1713 岸和郎×北山恒×内藤廣

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「建築の終わり」
岸和郎×北山恒×内藤廣著、TOTO出版、2013

もしかすると2015年くらいに購入していたかもしれません。それをようやく読みました。これまでも何度が読もうと思いながら、なかなか読み進むことができませんでした。しかし、今回はチャンスがやってきました。内藤廣の作品集を読んだ後なら読めるかもしれないと思いました。

まず、凄いと思ったのは、コラムを書かれた笠原一人さんと日埜直彦さんです。2013年出版の時点で若手だった方々の文章に驚きます。どうして、こんなにものを知っているのだろうか?漠然と感嘆しました。自分が、購入したときに読めないでいるのも分からないでもありません。自分には難しい内容だったのだと思います。主役3人の対談形式なら比較的に平易に読めるのではないかと思っていましたが、そうではなかったようです。しかし、今、読み終わることができました。このような日がやってくるものです。それなりに生きていれば。

今回、自分がなんとなく分かってきたことは、対談の中でありましたが、「近代」は「市民」に開かれたもの。「ポストモダン」は主役となりべき対象が「市民」から「個」へ移行したこと。そして「個」の集合は「共同体」になり得ないらしいこと。このあたりをポストモダンの思想は解き明かしているようですが、それであれば、町会などの自治会や商店会、消防団などの共同体があるからこそ成り立つ概念が厳しい状態にあることも腑に落ちたような気になりました。だからといって、商店街活性化の糸口が見つかったわけではありませんが。

それと、若い年代の建築家たちには「大文字」なる評価軸への諦念があるというようなことを三人は語ります。自分たちが考えてもしょうがないじゃないか。というところは考えずに、許される範囲のなかで何ができるか考えるという姿勢は、「許される範囲」がじわじわと狭められていくとしても「仕方がない」と受け止めることなのだと思いました。建築基準法や民法の改正などから、伝わってくる「何か」について、もう少し敏感である必要があるのでしょう。

他にも描くべきことが幾つもあったように思いますが、おなかが減ったので、今日はここまでとします。
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2020年06月17日

まちづくり関連本、など 1711 木を活かす建築推進協議会

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「住宅省エネルギー技術講習」
省エネ講習資料作成WG監修、一般社団法人 木を活かす建築推進協議会発行

2019年の秋だったと思います。講習を受けました。国交省からのハガキだったかで、この講習の案内が届きました。なんとなく、こういうものを受けておかないと仕事に大きな影響を及ぼすのではなかいかと勘繰りました。講習を受けていない設計事務所は業務遂行がかなりマイナスになるのではないかと思いこみました。

ですから、、、、という訳ではありませんが、講習内容がうろ覚えなことに気がついたので、ここのところ時間を割いてテキストを見直しました。

個人住宅の設計では省エネ基準に関しては「説明義務」というものです。それはどういうものなのか?改めて確認をすることとなりました。
そして自分なりに理解したのは、
@省エネ基準を満たしていない場合は、その説明と改善方策を考える。ただし、改善するかどうかは、施主の考えによる。お金が絡むので、適合させることは義務ではない。
A省エネ基準の設定は、どうやら少なくともこのレベルはキープしてほしいし、基準を満たす努力をしてね。というもの。省エネ基準よりも優良住宅基準などのほうが基準が厳しい。
B設計者よりも施工者に周知したい。断熱材の施工がおざなりだと省エネ効果が低下してしまうので。
Cそのためにも、簡易計算ルートを示し、街場の設計者や施工者たちにも馴染みやすくした。

CO2削減に向けて多くの建築従事者が認識を変えていく機運づくりのひとつでもあるのだとも思いました。改めてテキストを読み返すと、ややこしいことが多いけど、なんとかなりそうだと思えてきます。ひと安心です。

そして、数か月後にまたテキストを読み返して、安心するのでしょう。
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2020年06月16日

まちづくり関連本、など 1710 森重湧太

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「一生使える見やすい資料のデザイン入門」
森重湧太著、インプレス、2016

今、読み終わった本で吾ありません。ずっと、書き込みができないでいたもののひとつです。それでも今回取り上げたのは、自分呂リセットする必要があると思うからです。この本のおかげで、パワーポンと資料作成のコツを少しは掴んだような気になりました。ですから、何年か前のことですが、資料の作り方を変えることができました。しかし、あれから何年かたって、再び改善が必要な気持ちになってきました。

作らなければならない資料は、今はありません。かえって、この時期がよいタイミングなのではないかと思うようになってきました。この本が分かりやすいのは、多くの人がやってしまいそうな上手くないレイアウトと、その改善策が見開きで完結に紹介されているところです。この本に書かれている改善を試みるには、自分の場合は「興味ない人」や「専門でない人」になり切って自分の資料を見つめる訓練だと思いました。他人が分かってくれないのは、自分の表現が分かりにくいから。と、肝に銘じて。
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2020年06月12日

まちづくり関連本、など 1709 苫野一徳

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「はじめての哲学的思考」
苫野一徳著、ちくまプリマー新書、2017

これも次男から勧められた本です。「老いては子に従え」という言葉を久しぶりに思い出しています。こういう言葉はこの本には出てきませんが、「ニセ問題」という言葉が出てきます。哲学論争の問答のように見えるけど、実は混乱を招くだけのも問いかけが沢山あると著者は言います。この方が凄いなあと思ったのは、「哲学的思考も、問題をシンプルに解き明かすための」の考え方だ。と書いていることです。哲学は難しくして遊んでいるものではない。というようなことが随所に書かれています。

こういう話を「プリマー新書」に書き表せるのが凄いです。平易な文章で難しい話に親近感を覚えさせることができることに、参りました。コウイウヒトニワタシモナリタイ。と思いました。カタカナで書けばいいってものではありませんが。。。。宮沢賢治の詩を抜き書きしたつもりなら、間違っているし、、、などと、自分にツッコミを入れて終わります。
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2020年06月09日

まちづくり関連本、など 1708 隈研吾

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「新・建築入門」
隈研吾著、ちくま新書、1994

先日、「新・都市論TOKYO」を次男に勧められたりしたものですから、かつて読んだはずの本を再読しました。読んだこと証は、なにやら書き込みがあることです。10年くらい前に読んだでしょうか?それとも、もう少し前か。大学で非常勤講師を拝命したことがきっかけだったと思っています。今どきの学生たちと話をしなければならないときに、このような本を読んでおいたほうが良いのではないかと思ったように記憶しています。

で、読み返してみて、個人的には面白く読みました。かつて読んだことがある記憶はあるのですが、まるで初めて読んだように新鮮でした。。。。それではいけません。

ぼくは不勉強なので、建築史を各時代の哲学や思想と絡め合わせて紐解くことをしている本は初めてでした。たぶん、磯崎新は外国の著名な建築家が出している本を読めば、このような本を読まなくてもよいのかもしれません。しかし、この本は「入門」ですから、入門したい人にはお勧めなのでしょう。自分は入門したつもりはないのだけど、いや、入門する前に破門されている。あるいは、インテリでアカデミックな世界からは門前払いを受けているような自分には、向いている本なのではないかと思います。


隈さんは「建築」というより「構築の贖罪」的な突っ込みをしています。それは、西洋世界の価値観の総括なのだろうと思います。日本人だから、つまりは「西洋の外」に生まれた人だからこそ突っ込めるものなのかもしれません。
1994年に出版されているのは、20世紀をいち早く締めくくるためでしょういか。数年たてば21世紀なのに、新世紀になるまえに予言的に総括したものなのでしょうか。でも21世紀を待たなくてよかったのかもしれません。2001年の世界貿易センタービル事件。2011年東日本大震災。その後の自然災害の数々。2020年の東京オリンピックが吹っ飛ぶ新型コロナウィルス禍。書けなくなっていたかもしれません。

新国立競技場が東京オリンピックの会場として使われることを願っています。そうでないと、ザハ・ハディトも浮かばれないような気がしてきます。長くなってしまいました。書きたいと思っていたことと別なことばかり書いていしまいました。
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2020年06月08日

まちづくり関連本、など 1707 松本進

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「改訂版 図説 やさしい建築材料」
松本進著、学芸出版社、2019

年をとることの面白さは、そっちのスペシャルでもないのだけど、人さまに解説をする機会が増えることです。おかげで勉強になります。なにかと大変ですが、ありがたいことです。学生だったころが昔のことになってしまいましたが、そのときのことや、建築士の資格を取るべく勉強していたころを思い出します。まるで、人生をやり直しているかのようです。

そういうことで、この本を手に取るのですが、分かりやすいのに驚きます。それは、簡潔な文章で説明されているからです。過不足ない文章のよい参考例なのではないかと思います。また、図や表も大きく掲載されています。そして、図はフリーハンドの手描き風なので、親しみがわきます。カチッとしたイラストであるよりも、手描きな感じの風合いは、まさに「やさしい」教材だと思います。また、文章や図などに薄めの青が使われているのも目にやさしいのだろうと思います。そういうコンセプトでつくられていることが読み取れます。

自分は、これまでに経験してきたことを総動員して、テキスト+αのことが伝えられるかを張り切ることになります。
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2020年06月07日

まちづくり関連本、など 1706 内藤廣

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「内藤廣の建築 2005-2013」
内藤廣著、TOTO出版、2014

「内藤廣の建築 1992-2004」を読み終えた後に、こちらに取り掛かりました。なんとか読み終えました。言葉が重く響いてきます。「建築」とはなんなのか?どうあるべきか?自分のようなものでも、少しは真面目に考えてしまいます。

そこで、思い浮かべるのは吉村順三が頂きとなる建築家系列の方々の建築です。また、住宅建築という雑誌に掲載されている建築の数々です。内藤さんが書かれる文章から、自分みたいなものでも原点のようなものがあることを思い出します。そして、改めて自分を整理していかなければならないと思いました。

内藤さんのこの本は、東日本大震災の復興に向けて新たなる関わりが始まっていることが書かれています。そして、この本を読み終わった2020年は、新型コロナウィルスの影響がどうなるか分からない状況にあります。2001年のニューヨーク。2011年の東日本大震災から日本各地に被害をもたらす自然災害。そして2020年の現在。21世紀の第1四半期は、後世の歴史家たちにどのように描写されるのでしょうか。いずれにせよ、自分たちは、その真っただ中に生きているので、生きていくために何かをしていかなければなりません。

などと、結論が見えない話に落ち込んでいきます。ときどきは、このような時間があってもいいのかもしれません。
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2020年05月26日

まちづくり観連本、など 1705 法令集

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「建築基準法関係法令集 2020年版」
建築資料研究社、2019

何年かに一度買い替えています。前のものは2016年版でした。今回は、昨年に法改正があったので買うこととしました。今回は、横書きを買ってしまいました。法令集は縦書きだけでなく、横書きもあります。縦書きで慣れていたので横書きはどうかと思いましたが、以前よりは見やすく感じています。まあ、そんなにページをめくるほどの仕事をこなしている訳ではありませんが。
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2020年05月23日

まちづくり関連本、など 1704 内藤廣

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「内藤廣の建築 1992-2004」
内藤廣著、TOTO出版、2013

職業訓練校関連で「材料」の話をすることになっているのですが、その関係で内藤廣の作品集を急遽、購入しました。安くないので躊躇していたのですが、新型コロナウィルスの影響で飲み会関係も全滅なので、金銭的に何とかなるものですからポチっとしてしまいました。

今の自分に内藤さんの建築が染み入ります。不思議なほどに、毎日少しずつページをめくっていたら、読み終わってしまいました。勇気をもらったような気になっています。プレキャストコンクリートについて勉強することが主眼でしたが、「海の博物館」から始まる作品集は自分の指針のひとつになるようです。

少し前までは、なんとなく手が出ない本でしたが、こういうものを読めるようになったことは、もしかすると自分が成長したのかもしれない。と思うことにして、仕事します。ブライアン・ブロンバーグやロネッツなどをBGMにして。
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2020年05月22日

まちづくり関連本、など 1703 隈研吾・清野由美

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「新・都市論TOKYO」
隈研吾・清野由美著、集英社新書、2008

ジャーナリストの清野さんと建築家の隈さんによる対談です。5つの街に出向いて語り合うかたちで都市論を展開するという仕組みです。読みやすく、面白いものでした。対談形式による気楽さと語り口の柔らかさ、しかしながらの辛口。このあたりが面白くて、できれば、この企画が長く続いていほしいと思いました。

この本が出版されたのが2008年です。北京オリンピックの年です。ですから、それまでの都市の現況を語っているものです。ここを留意しなければなりません。2020年から12年以上前のことが語られています。おそらく、現在に対談が行われていたなら、かなり内容が変わったのではないかと思います。というものの、隈さんは国立競技場がありましたから、このような企画を続けていくのは無理だったと思います。

隈さんの話が面白いと思ったのは、「お金」にまつわる話をするからだと思います。建築・都市系の専門書では「計画論」は多いですが、「お金」や「権力」の影響を受けて計画が左右されるような話は声高に語られません。それは、都市計画の専門家たちにとって生々しすぎるのでしょうか。しかし隈さんは、あけすけと思えるほどに「お金」と「権力」の話をします。アカデミックに留まらない姿勢のように思えるほど。言い方が割るかもしれませんが、専門家が飲み屋で語っていることをそのまま「表」で喋っているようにも思えます。

隈さんの本をほとんど読んでいませんでしたので、このくらいしか分かりません。よって、以前に読んだはずの「新・建築建築入門」を読み返してみようと思います。書き込みがしてあるので、ちゃんと読んだはずなのですが、新鮮な気持ちで読めるようなきがしています。つまりは、中身をすっかり忘れているということです。いけません。
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2020年05月17日

まちづくり関連本、など 1702 坂井修一

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「古酒騒乱」
坂井修一著、KADOKAWA、2019

「本と花の日」というイベントを仕掛けようとしているグループが柏市内にあります。そういう話題からの繋がりで、この本を頂きました。有難いことですが、驚きました。坂井さんの歌集を読む日が自分に訪れるなど考えたことがなかったからです。NHK短歌で選者を務められたことで坂井さんを知りました。毎回のゲストにちなんだ歌を作りましたが、途中から「折句」という技を披露し、挙句、「折句」が頭文字を取るだけでなく、何と言うのでしょうか、お尻の文字も取り上げるウルトラCも披露されました。

さて、この歌集は11冊目だそうです。「継続は力なり」という言葉を思い出しました。凄いことです。ここに収められているだけで350くらいあったかと思いますが、そんなのが11冊目とは。数多く作ることが大切だと思いました。野球選手はバットを振った数だけ上手くなる。みたいな言われ方があるように思いますが、結局、沢山こなすのが近道なのだろうと思いました。

自分は、短歌を読む力量を持ち合わせていませんので、余計な事ばかり書いてお茶を濁してきました。それでも、自分でも面白いと思えたものがあります。「スタローンとむらぎも」が出てくる歌。「剣菱ときんつば」の取り合わせの歌。西洋美術館の地獄門の歌。「大津皇子の」と折口信夫の歌。他にも幾つかか見つかりそうですが、真面目に確認を始めると大半を書きつられてしまいそうなので、ここで終わりにします。
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2020年05月15日

まちづくり関連本、など 1700 川崎一雄

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「施工がわかる イラスト建築生産入門」
(一社)日本建設業連合会編、イラスト川崎一雄著、彰国社、2017

柏工業専門校という学校があります。職業訓練校として機能していますが、そこは企業の新人研修も請けています。そして、自分にも講義をするよう要請がきます。収入になることの有難さだけでなく、自分が勉強しなければならない状況に追い込まれることに多少なりの文句を思いながらも感謝しています。忘れていることが多いですし、分かったつもりになっていることも多いことに気づかされます。おそらく、自分はこのような機会が与えられないとサボるから、お天道様が与えてくれたチャンスだと思うようになりました。

さて、この本は素晴らしいです。イラストの数は800あるそうです。写真はありません。すべてイラストです。まるで、かこさとしの科学絵本です。大人向けの仕事に役立つための絵本です。描かれるすべてのカットにイラストを描かれた川崎の想いと愛情が感じられるのは自分だけでしょうか。この本は、自分にとって一生モノです。施工に関しては、まず、これがあれば全容の把握が叶います。細かい話はともかく、工事が始まるところから引渡まで、かつ、現場管理の態勢なども分かります。

自分が担当する科目は施工そのものではありませんが、研修を受ける方々には傍に置くようお願いしています。そして、なるべく本を開いて眺めることを勧めています。本を開いた回数だけ、浸みこんでいくと思うからです。
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2020年05月13日

まちづくり関連本、など 1699 田中研之輔

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「先生は教えてくれない大学のトリセツ」
田中研之輔貯、ちくまプリマー新書、2017

このような本を読む機会が巡ってきました。他にも読む本がありますが、紹介された本は早めに読むように心がけるようになりました。長く生きていると、少しはまともになるようです。

さて、なかなか面白い本でした。著者は社会学者とのことで、大学の講義をどのような心構えで受けるとよいか。ということを、著者のゼミに参加した学生や卒業生たちの事例を紹介しながら、有意義に過ごす方法を教えてくれます。これから大学生活を送る人たち向けに書かれているものですが、実は、読むべき人々は大学の教員であり、大学生活を送る若者の親たちなのだろうと思いました。もしかしたら、著者が最も読んでほしい相手は「親たち」なのかもしれい、と思いました。

自分は、4年生になって初めて大学の良さを実感しました。それまでは大学という機関に何も期待をせず、通貨するだけものと思っていたように思います。しかし、集落調査をする研究室に入った4年生から、いわゆる「目覚めて」しまったのだと思います。そして、その後もしばらくの間、大学に留まることとなりました。この本に書かれているようなことを自分が実線できていたら、別の人生があったのかもしれません。もしかしたら、そのほうが社会にコミットし、いわゆる有能な人になっていたのかもしれません。

何が人生に幸いするか、その逆かは分かりませんが、この本は何かのときに支えになってくれるもののひとつのような気がします。大学を卒業してからのほうが、役に立つかもしれません。
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2020年05月01日

まちづくり関連本、など 1698 ボビー中西

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「リアリズム演技」
ボビー中西著、而立書房。2018

4月30日のうちに読み終わりました。大安のうちに読み終わったことは、自分にとって小さな喜びです。柏二番街商店会の事業として「高校演劇 かしワンダーパレード」と「柏演劇塾」が行われていますが、「柏演劇塾」の講師を務めていただいているボビー中西さんの著作です。ボビーさんは柏市出身とプロフィールに謳われていますが、それ故に、柏二番街商店会の事業に協力していただけることとなりました。

昨年度、ボビーさんのワークショップを拝見していましたが、とても興味深い内容でした。ニューヨーク仕込みの演劇ワークショップの面白さに観ている側として魅了されています。

目の前で行われていたことが、本にとても分かりやすくまとめられていることを読み進めていくうちに実感しました。ボビーさんの文体は、ニューヨークでのスクールで教えられたとおりフランクで真摯です。そして、ご自身の失敗談や悔しかった経験などが幾つも紹介されています。ですから、裏表紙側の本の帯に書かれている「努力すれば、必ず俳優になれる。」という言葉にリアリティを感じます。

ボビーさんは本にも書かれていますが、この本が俳優を目指す誰にでも適しているものかどうかは分かりません。しかし、このやり方に共感を覚える人は、この本に書かれていることを正面から受け止めて、ボビーさんが体験したことも心に留めながら精進すれば、やがて花開くときが来るのだと思いました。俳優を目指すわけでもない自分のようなものが読んでも感慨深いものがあります。ですから、俳優を目指す人にとって、この本が心の支えになるのではないかと思いました。

2020年度は、新型コロナウィルスの影響で「高校演劇 かしワンダーパレード」と「柏演劇塾」が行われるかどうか、大変厳しい状況にあります。仮に、今年度、実施できないとしても、来年度以降も継続できることを個人的には願っています。

最後になりましたが、ボビー中西さんにお会いすることができて、しかも著書を読む機会に恵まれたことを感謝しています。ありがとうございます。
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2020年04月28日

まちづくり関連本、など 1697 小高賢

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「現代短歌の鑑賞101」
小高賢編著、新書館、1999

家にあったので、読んでみました。2019年の12月の半ばだったと思います。あれから4カ月以上かかって101人の短歌に目を通りました。読みましたとは言えません。一人当たり30の歌があり、それが101人分です。永遠に終わらない山登りダッシュのような気分になりました。

小高さんは歌人です。101のなかの一人として歌が収められています。自選しているということですが、おそらく誰もが認める方なのだと思います。前川佐美雄さんから梅内美華子さんまです。1999年に出版されていますから、その時までの方々ということなのだと思います。ほとんどの方を存じ上げていないのですが、NHK短歌を観たりするので、それでも幾人かは知っている方がいました。

本来ならば、各歌人について小高さんが解説されている文章を読むべきでしょうが、それを読んでいては永遠に終わらないダッシュトレーニングになってしまうと思ったので、読んでいません。また、読む機会があれば、そのときは解説も読みます。という、しょうもない感想のまま終わります。

ようやく冬休みの宿題をひとつ終えました。
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2020年04月21日

まちづくり関連本、など 1694 五味太郎

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「ジャズソングブック」
五味太郎著、リブロポート、1988

手元にあるものは、第1刷です。おそらく、出版されたときに購入していたと思います。1988年だとすると30年以上前のことです。検索すると、今でも売られているようです。そして、ジャズソングブック(2)もあるようですし、「絵本ソングブック3」というものもあるようです。素晴らしい!

この絵本は読むものというよりは、見るもので、そして歌ったり奏でたりするものでしょう。改めて引っ張り出したのは、こういう楽しみ方を思い出したからです。歌詞は英語と日本語の訳詞が掲載されていますが、絵の一部なので活字が様々です。なかには読みにくいものがありますが、それも面白さの一部です。楽譜が掲載されているのもいいです。

若い時に五味太郎を知った自分を褒めてあげようと思いました。新型コロナウィルスの影響で塞ぎ込みな時くらいは許されるでしょうか。
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2020年04月20日

まちづくり関連本、など 1693 大野隆司ほか

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「世界で一番やさしい 建物できるまで図鑑 RC造・鉄骨造」
瀬川康秀・大野隆司著、エクスナレッジ、2013

諸所の事情で読むこととなりましたが、分かりやすい絵と解説です。分かりやすすぎて、かえって驚きました。「図鑑」とタイトルにあるとおり、「図鑑」として眺められるのが面白いです。「はじめに」にその主旨が書かれていますが、その通りだと思います。子どもが見ると愉しくて、ずっと眺めているのではないかと思いました。

よい時代になっていると思います。自分たちの時代のテキストに比べれば、どれほど分かりやすい解説を意図されているか。著者も出版社も。有難いことです。建築の仕事に初めて就かれる方々にも、喜ばれるだろうと思います。
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2020年04月19日

まちづくり関連本、など 1692 鍋田敬子

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「こいぬのこたろう」
鍋田敬子著、福音館書店、2020

「こどものとも4月号」です。今月のものです。本日(4月19日)、新年度の習慣になりつつある散歩の途中で、妻の知り合いである鍋田さん宅を寄りました。たまたまいらっしゃったので、妻がご本人から直接2冊買いました。サインをいただきました。ありがとうございます。

つまりは、柏市在住の絵本作家です。柏市在住は鍋田さんのプロフィールにも書かれていますが、絵本のなかにもそれを窺わせる描写がありました。バスの行き先です。

この本の主人公は犬ですが、鍋田さんは昨年9月に愛犬を亡くしています。その愛犬との思い出が、この物語の着想になっていると絵本に挟まれている栞に書かれていました。自分は犬を飼っていないので分かりませんが、飼っている人は分かるのだろうと思います。こたろうの気持ちが。そういうことを親子で共有できるのが、絵本です。そこには父親もいたほうがいいです。父親が絵本を読まないままに子育ての期間を過ぎてしまうと、子どもが育んできたことを知らないままになります。それは、いかがなものかと、この絵本を読んで思ったりしました。

ありがとうございます。
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2020年04月12日

まちづくり関連本、など 1691 初めて学ぶ

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「初めて学ぶ 建築実務テキスト 建築施工図」
大野隆司監修他、市ヶ谷出版、2012

必要に迫られて読みました。自分は建築施工図を描きませんが、このたび、施工図について話をすることとなりました。仕事は来るものを拒まず。去るものには見捨てられ。という状況にありますが、これも仕事の一環です。

おかげで、自分の勉強になります。自分のためにテキストを読むより、人に説明するために読みこむほうが身に着くように感じます。かつて設計事務所に勤めていた時は、建設会社から上がってくる施工図をチェックしていました。今度は、描く側に立って説明することとなります。

松任谷由実の歌で、大人になったら宿題は同濃厚のという歌詞がありましたが、宿題に限らず一生勉強です。たぶん、自分みたいな撮っ散らかった人間が、すぐ忘れるので死ぬまで勉強しなければなりません。一度、勉強したはずのことを何度でもテキストを見返す人生です。次号ぞ特ではありますが、忘れていたことをやり直すとき、覚えていることがあると嬉しいです。覚えていないことは、新鮮に思うようになりました。

このようなテキストで仕事のすべてを網羅できるものではありませんが、たぶん、何度も何度も見返す類の本だと思います。そう思うと、一生モノでしょう。よい機会をいただきました。感謝して明日に臨みます。
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