2017年11月15日

まちづくり関連本、など 1416

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「MY ARCHITECT」
ナサニエル・カーン監督、2003

副題に「A Son's Journey」とあります。建築界の巨匠であるルイス・カーンの私生児であるナサニエルが父がどのような人物であったかを探し求める物語です。ナサニエルが11歳のときに父ルイスは亡くなります。よって、少年ナサニエルには父のことが宙ぶらりんになっていたようです。

父を探し求めて歩く旅は、すなわち建築を紹介して歩く旅になります。当時の所員や施主、協力者たち。さらには、同年代の建築界の巨匠たちを訪ねて回ります。果てには、腹違いの姉妹たちと会話します。これは建築作品を紹介する話ではありません。ナサニエルが自分を探す旅です。それを建築作品を訪ねることで、父とのことを紐解いていきます。最後に辿り着いたバングラディシュにて協力者であった現地の建築家の言葉が心に刺さります。

ナサニエルの旅はバングラディシュで終わります。それは、ルイス最後の作品でもあります。完成を見ることなく亡くなりましたが、その遺志を引き継いで見事な建築が完成されていること。それを誇りに思う現地の建築家の言葉と涙。息子としては受け止めきれないものがあるのでしょうが、自分自身も表現者(映画製作者)となった今では、何かが腑に落ちたのでしょう。個人的には、善い映画だと思います。建築作品だけを観たい人には少々退屈かもしれませんが。

ルイス・カーンは巨匠の一人と言われています。カーンの作品ほど、現物を見なければならないと言う方がいます。おそらく、その通りなのだろうと思います。少しずつ分かってきたことは、「光」にこだわる建築はメディアだけでは分かるはずがない、ということです。

最後に、映画の中にときおり、少年が登場します。DVDのジャケットの写真にも少年が登場しています。いうまでもありませんが、ナサニエルの分身でしょう。彼のなかでは、父との関係は11歳で止まっていましたから。映画を作ったことで、時間は進んだのでしょうか。
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2017年11月10日

まちづくり関連本、など 1414

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「安藤忠雄 DVD BOOK」
宝島社、2017年(日本版)

外国人が監督を務めたドキュメンタリーです。宝島社が廉価で提供してくれたのは嬉しいことですが、画質は少し粗いようです。しかし、そういうことはともかく、ドキュメンタリーの出来栄えには愉しみました。何度か見返したいと思うほどです。

ヨーロッパ映画を観ているような気分になります。画が落ち着いています。音楽も必要最小限という感じです。オトナなつくりだと思いました。安藤作品と安藤さんの言動などを「考えさせる」つくりになっているのだろうと感じました。日本人がつくると説明が過ぎると感じますが、それは抑制されています。その分、不親切かもしれませんが、自分にはちょうどよいと思いました。

国立新美術館で安藤忠雄展が開催されていますが、それに合わせての出版でしょうが、個人的には有り難いことです。
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2017年09月09日

まちづくり関連本、など 1398

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「パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト」
2014

9月2日(土)、柏にあるキネマ旬報シアターで観ました。地元に素敵な映画館があることに感謝しています。どのくらいお客さんがいるのかと気になりましたが、どうやら40人くらいいました。むしろ、驚きました。

さて、映画ですが、ドキュメンタリーです。どうやら、取材の途中で亡くなったようです。映画の最後のまとめに戸惑ったことを正直にナレーターが語りました。このような展開がドキュメンタリーで面白いと思いました。

父親がフラメンコギターを弾き、子供たちが引き継ぎ、兄弟にはフラメンコ歌手がいます。パコはフラメンコに留まらない活動を始めます。それは、時代に求められたのだと思いました。

ぼくは渡辺香津美を通してパコを知りました。ですからフュージョンギタリストとして、ものすごくフラメンコが上手い人と思っていました。そうではありませんでした。パコの活動があることで、フラメンコに接することがなかった人々にも知れ渡ったのではないでしょうか。

卒業旅行でアンダルシアに行きました。洞窟でフラメンコのショーを見ることができました。その記憶があるので、パコの話がより身近に感じました。あの旅行では渡辺香津美のDOGATANAを聴いていました。自分自身が、デラシネであることを知ったように思います。
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2017年05月08日

まちづくり関連本、など 1352

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「雨に唄えば」
アメリカ、1952

ジーン・ケリー主演の名作です。家庭の事情でDVDを購入し、家族全員で鑑賞することとなりました。ケリーのみならず、ドナルド・オコナーとデビー・レイノルズも凄い。改めて凄い。ヴォードヴィル全盛のころは、このようなものだったのか、と驚きます。

制作された時代も良かったのかもしれません。映画そのものが明るいです。サイレントからトーキーに移行する時代を第二次世界大戦後の復興の明るさで表現しています。映画制作に携わる人々にとっては、かつてを偲び懐かしみ、そして、戦後の今に映画を制作できる喜びが重なり合ったのではないかと思います。

この映画ができたのは、今から65年も前になります。大事にしたい映画の一つです。
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2016年12月05日

まちづくり関連本、など 1300

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「この世界の片隅に」
こうの史代原作、片渕須直監督、2016

原作を何度も読んでいたので、映画化されることを知ったときは驚くとともに見てみたいと思いました。どのように描かれるのだろうか?と気になりました。しかし、それは心配ではなくて、動画になることで静止画の世界観がどのように動き出すのだろうかという協会が深まるものでした。

映画は映画で素晴らしいと思いました。原作に忠実でありながら、よくぞ2時間強の枠に納めたものだと思いました。この映画は、できれば、全国の中学校で上映してほしいと思います。庶民は、このように何が起きているのかよく分からないままに、それでもそれなりにしたたかに生きていくことを、この物語から掴むことができたなら長生きができるのではないかと思いました。

パンフレットは真っ白の表紙です。この表現方法は、実は、この物語の本質を的確に掴まえているのではないかと思いました。



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「チラシ1」

チラシのカラフルさと可愛さは、様々な感情を裏返します。



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「チラシ2」

柔らかさの内面にあるものを見つけることができれば幸いです。
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2016年11月19日

まちづくり関連本、など 1296

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「気狂いピエロ」
ジャン=リュック・ゴダール、1965

「勝手にしやがれ」の翌週は「気狂いピエロ」でした。どうやら、これらはセットで鑑賞する時代のようです。

この二つの映画を観て分かったことは、どちらも殺人事件であり主人公は逃げ回る物語です。それを詩の言葉がまき散らされたようなセリフで語り、耳慣れない音楽で映像を操ります。

ようやく分かったような気になったのは、多くの映画作家たちがゴダールの影響を受けているということです。ゴダールを通過しなくてはならなかったのでしょう。気狂いピエロを観ていたら、何人かの映画監督が浮かびました。自分のように映画を観られなくなった人間にも思い浮かぶのですから、映画フリークたちにとってはお宝のような作品なのだろうと思いました。


ベルモンドは、時代の語り部になってしまったのでしょう。この人だからゴダールの映画は冴えたのだろうと思いました。フランス人って、こういう顔立ちなのだろうと、改めて思いました。フランス語を話すのはうってつけなのでしょう。イタリア人でもイギリス人でもドイツ人でもない顔立ちだと思いました。
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2016年11月09日

まちづくり関連本、など 1293

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「勝手にしやがれ」
ジャン=リュック・ゴダール、1960

柏にあるキネマ旬報シアターで上映していることに気がつきましたので、今朝、観てきました。朝9時25分の回しかありません。今週の金曜日までなので、慌てることとしました。

この映画を今更のように観るのは、タイミングだと思ったからです。観なくても人生は変わりません。観たからと言って、変わるわけでもありません。でも、何かがおかしくなっています。観てよかったのでしょう。

分からないまま観続けることの面白さを教えてくれたのは、この映画のようなヨーロッパで製作されたものたちです。観終わってもよく分からない。しかし、なんだかわかったような気がする。風景が変わったような気がする。思い込みなのでしょうが、「観る/見える」の違いなどを実感するには好いでしょう。

このような映画はボディブローです。ノックダウンされた感じではなく、じわじわとダメージが襲い掛かってきます。そして、それを喜び沈殿していくことになります。来週は、気狂いピエロが待っています。。。
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2016年10月20日

まちづくり関連本、など 1286

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「カンパイ! 世界が恋する日本酒」
小西未来監督、2015

10月10日、世間では体育の日ですが、深谷に行って映画を観てきました。この映画はタイトルにあるとおり、日本酒の魅力と関わる人々の思いを伝えるもので、ドキュメンタリーです。日本酒伝道師として日本酒の魅力を喧伝するアメリカ人ジャーナリストとイギリス人で初めて杜氏になった方と、蔵元の後継者の3人がそれぞれに日本酒にたいする思いを語ります。そして、語られる内容に応じて彼らに関わる人々が登場することで、映画に深みが現れます。

この映画を観たいと思ったのは、蔵元が南部美人だからです。後継者である久慈浩介さんのことは東日本大震災が起こった際に、自粛せずに花見を楽しんでもらうようインターネットを通じて訴えた方です。ぼくは、この英断に驚くとともに、この方の強さを感じました。素晴らしい人が二戸にいることを称えたくなりました。

柏から深谷までは概ね2時間の旅程となります。時間をかけて行ったのは、関東圏で上映しているところが深谷だったからです。しかし、行ってみたくなる理由がありました。酒蔵だったところを改修して映画館にしているからです。酒の映画を酒蔵で観るという体験は、なかなかできるものではありません。深谷の方々に興味を覚えるようになりました。

この映画は、なるべく多くの方に見ていただきたいと思いました。そして、南部美人の店を訪れてみたいという気持ちが高まりました。南部美人は柏でも手に入ります。この酒を置く店が増えているように思います。購入するばかりならば、蔵元まで足を運ぶ必要はありません。しかし、幸運なことに二戸に行く機会がありますので、蔵元まで足を運ぶ時間を作ることにしました。そして、蔵元がある福岡の街を歩いてみようと思います。

点と点が繋がって何かが紡がれていくような気がします。
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2016年09月30日

まちづくり関連本、など 1280

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「janis little girl blue」
2015

青山にあるイメージフォーラムに行きました。ここは、大ヒットものというよりは、コアなファンが喜ぶ映画を上映しています。このような言い方が適切かどうかは分かりませんが、個人的には好きな考えの映画館です。建築を題材にした映画を上映していました。残念ながら行けませんでしたが、今回、ジャニス・ジョプリンの伝記映画を観るために訪れることができました。

中3の息子に連れられて行くという、なんだか家族内逆転現象です。それでも、観に行く機会を頂いたと感謝しました。

映画は、やっぱり切ないですね。ジャニス・ジョプリンの存在自体が切なくて。なんで長生きできなかったのかなあ、と、そんなことばかり思っていました。でも、長生きするには、いろいろと難しかったのだろうと思います。映画を観た限りでの印象ですが、彼女の両親がもっと彼女を認めていれば早死にすることもなかっただろうに、と思いました。もっとも、認められていれば、スーパースターにもならなかったのだろうと思います。

人生、何がよいのか分かりませんが、このような人を見ると「時代が生んでしまった」のかもしれないという気持ちになります。

R&B の影響を受けて、オーティス・レディングのライブからインスパイアされて、オーティスを見事に消化して自分のものとしてシャウトしている映像を見ていると、これがロンドンへ繋がっているのだと思いました。レッド・ツェッペリンのロバート・プラントなども、なにがしかの影響を受けているのではないかと思いました。
ロックもジャズも酒も勉強しませんので、知識がありませんから、感じたことだけを述べています。外れているかもしれませんが、自分のなかでアメリカとヨーロッパが繋がったような気がしました。

「ローズ」をもう一度観たいような、そうでないような。
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2016年07月21日

まちづくり関連本、など 1242

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「TOO YOUNG TO DIE !」
宮藤官九郎脚本・監督、2016

銀座山野楽器でキャンペーンをやってるところを偶然に通り過ぎました。「山野」ではなく「鬼野」と表記まで変えて。そこで、この映画で使われたギターの実物が展示されていました。

あれから、約2週間後に映画を観ることとなりました。主題は「地獄」と「ロック」。ロックというよりかは、ハードロックとかへヴィメタルとか言われる音楽に地獄が付きものなイメージがあります。しかし、これは日本映画ですので、地獄はキリスト教的な世界観ではなく仏教的な世界観です。しかも、日本テイストの。

笑いながらも、宮藤さんの物語の構築力に関心していました。演劇をやってきた人の創り方なのでしょうか。映画が進む中で、コトの発端が少しずつ解明されていきながら、登場人物それぞれの事情が少しずつ明らかになっていきます。その明かされ方が、なんとなく映画っぽくないと思いました。映画の構成も演劇の構成も詳しく分かっている訳ではないので、あくまでも感じたという話に留まりますが。

この映画について、いろいろと書きたくなります。それはなぜかと自問すると、心温まるエンディングが用意されているからなのだと思うに至りました。あれだけ、縦横無尽に展開させているのに、最後は「よい映画だったな」と思わせるのは凄いと思いました。「あまちゃん」のときにも思いましたが、宮藤さんは根が善い人なのだろうと思います。
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2016年06月05日

まちづくり関連本、など 1227

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「海よりもまだ深く」
是枝裕和監督、2016

久しぶりに映画館で映画を観ました。「ぼくらの時代」というテレビ番組に監督と主演の樹木希林、阿部寛の3人が登場した回がありました。マイケル・ムーアの映画も気になるところでしたが、妻との協議の結果、こちらになりました。

結果論ですが、観るべき映画だったのかもしれません。団地に住まう老いた母、ウダツの上がらない中年の息子が主人公です。いろいろの状況設定が、他人ごとではない感じがありました。静かに心温まり、静かに怖い映画でありました。

監督が男性だからでしょうか、息子である中年男性の成長物語であったように思いました。そして、中年男性の息子にとっても連動的に成長物語となっていました。中年男性の気持ちの整理が少年の気持ちをもオトナにさせたように思いました。自分に重ね合わせて観すぎているのかもしれません。
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2016年01月31日

まちづくり関連本、など 1162

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「ミニ・ミュンヘン Ver2」
卯月盛夫+ミニ・ミュンヘン研究会、2010

2005年に出版されたものに2007年に取材したものを補てんした版です。ですから、メインの映像は変わりません2004年のものです。しかし、冊子が追加されました。ミニ・ミュンヘンが終わった後のことがスライドショーとして紹介されるようになりました。

仕事仲間から前作を借りて観た後に、少しミニ・ミュンヘンのことを調べました。そして「Ver2」が出版されていることを知りました。このDVDは一家に一枚と思いましたので、再販ものを手に入れました。何度見ても感動します。子供たちが自治をします。キャンプでの活動を通して。それをドイツ人たちは「遊び」を通してと表現します。「遊び」という言い方が適当だと思いますが、日本人の多くは好まないでしょう。ですから「活動」と呼ぶほうがウケがいいと思います。

DVDのなかで主催者は「遊び」も「仕事」も境なく子どもたちは行動することを語っています。このような姿勢で仕事に取組み、街のことに取り組むことができたなら、様々なことがスムーズに動くのでしょう。ミニ・ミュンヘンを紹介してくれた仕事仲間は、「ミニ・カシワ」をやってみたい、と言います。実現することを願います。多くの大人が職業訓練の枠を超えた活動に賛同してくれる日が来ることを期待しています。
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2016年01月20日

まちづくり関連本、など 1155

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「ミニ・ミュンヘン」
ミニ・ミュンヘン研究会、萌文社、2005

仕事仲間が紹介してくれました。ミュンヘンで行われているまちづくりにかかるプログラムのドキュメントです。
撮影は2004年で、日本の方々が製作されました。2004年の時点で20年活動されているとのことでした。

子供たちが「ミニ・ミュンヘン」という場で、自分たちで街を運営していくことを遊びながら会得していきます。夏休みの3週間のキャンプだそうですが、7歳から15歳までが参加できます。
この映像を見て感激しました。一緒に見ていた次男(中2)はうらやましいと言っていました。もし、日本各地で、このプログラムが実践されたら、まちづくりに留まらず政治やビジネス、そして学術の分野など幅広く関心を持つ子供たちが増えていくことでしょう。そして、将来を考える人が少しずつでしょうが増えていくのではないかと思いました。

どうやら、日本でも実践しているところがあるようです。今後は、国内での事例などを探っていこうと思います。Ver.2が発売されています。ドキュメンタリーの映像は同じもののようですが、解説や付録が付いているようです。手に入れようと思いました。
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2015年09月28日

まちづくり関連本、など 1115

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「忌野清志郎ロックンロールショーthe FILM #1」
2015

映画になったものです。先日、半額セールで見つけました。半額ならば仕方がない、、、という理由で手に入れました。こういう購入方法は真のファンから怒られるに違いありません。しかし、5800円+消費税は決断を鈍らせます。いやいや真のファンならば、、、、

DVDが映画としてまとめられたものですが、CDも付いています。曲数は少ないのですが、有難いことです。これが半額、見つけた以上買わない訳にはいきません。

そして、9月27日(日)久しぶりに昼寝を1時間半もしてしまったので、その後、いわゆる夕方の時間帯に映画を観てしまいました。鑑賞後に街に出る用事があったので、ブラビラしていたら、もとい、ブラブラしていたら中秋の名月に出会いました。「お月様覗いている。。。」と頭に思い浮かべましたが、映画には「多摩蘭」は収録されていませんでした。それより「ジンライムのような、お月様」と思い浮かべればよかったのでしょう。
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2015年06月21日

まちづくり関連本、など 1075

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「百日紅」
原作;杉浦日向子、監督;原恵一、2015

冒頭にロックが流れるのですから、この監督は相当に原作者のファンなのだろうと思いました。そして、主人公「お栄」のことをロックな人だと思っていることが分かりました。もうそれだけで満足な気分になりました。後はもうお任せです。

百日紅の幾つもの話を上手くまとめたものだと思います。しかし、その反面、そぎ落とされたエピソードの幾つかを動かしてほしいものだと思いました。ラストシーンのひとつ前に北斎が出かけていく件は、瀧夜叉の彫り物を見に行く話です。あれも見たかった。まあ、別のエピソードがありましたから、よしとしましょう。地獄絵の話が動いたのは有難かった。そして、最初を竜の絵のエピソードで始めて最後を妹の死で締めくくる展開が好きです。

北斎たちがいた江戸は、今から約200年前。そのころは龍がいて、夜中を鬼が火車を引いて、絵から鬼たちが飛び出して、両国橋がとっても大きくて、、、今も面白い時代なのかもしれません。こんな映画が創られるのですから。
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2015年06月11日

まちづくり関連本、など 1069

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「ビリギャル」
2015

この映画で一番好きだったのは、あがた森魚が出演していることです。実話をもとにしている映画ですが、主人公の塾講師を雇った人も凄い。その方をあがた森魚が演じています。飄々とした演技でしたが、実際の方もそのような方でしょうか。

実話が本になり、それが映画になっています。映画としての時間制限のなかで物語をどのように展開させるか?様々なエピソードがあるなかでの取捨選択はどのようになされるのか?映画を観ていた時には考えもしませんでしたが、少し時間が経ちましたので気になってきました。
 実話をもとにしているからと言って本にまとめた段階で実話とは何かが異なる物語になっているのかもしれません。それがさらに映画になると、さらに異なる物語になっているのかもしれません。「映画」として成立させるために変革するのだろうと思います。
 本を書いたり映画を作る人には当たり前のことを書いているのでしょうが、時折、思いつくので書いてみました。
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2015年04月26日

まちづくり関連本、など 1045

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「天心」
松村克洋監督、2013

2012年の夏だったのでしょうか。五浦に行きました。そのときに、この映画の製作を始める旨を再建された六六角堂で知りました。寄付を募っていましたので、僅かですが募金しました。完成したのを知っていたのですが、行く機会を失っていました。そして、4月19日に実現しました。我孫子市けやきホールにて上映会がありました。有難いことです。この機会を見失ったら二度と診ることができないと思いました。

天心については「茶の本」を読んだくらいですので、強い思い入れはありません。しかし、自分が僅かでも募金した映画がどのように成ったのかは見ておくことが大事だと思っていました。果たして、よい映画でした。個人的には、横山大観が九鬼周三の言葉を語るシーンに打たれました。「今となってはすべてが美しい」というようなことを言ったと記憶していますが、辛かった日々をそのように表現できる人に成られた九鬼と横山が素敵です。

コトを成すということは尋常なことではないのでしょうから、踏み外す覚悟や突き抜ける覚悟が必要です。建築界の片鱗に佇む自分でさえ何がしかを思うのですから、美術界の方々はさぞかし大変なことでしょう。現在でも。

追伸 : 一度ブログに書いたような気がしているのですが、よく分からない状態です。
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2014年10月08日

まちづくり関連本、など 0966

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「パガニーニ」
2013、ドイツ映画

ドイツで制作された映画とのことです。全編、英語での展開ですが。本日(10月8日)、突然の鑑賞でした。

この映画を観ながら「ローズ」という映画を思い出しました。ジャニス・ジョップリン。ジミ・ヘンドリックス。パガニーニ。他にもいるのでしょうけど、どなたも共通点が多いのではないかと思いまじた。共通するかもと思う人たちの数が挙がらないことと、ジャンルの狭さが情けないです。

天才と呼ばれる人は、おそらく、本当に凄いのでしょうね。天才を御する人もまた天才なのかもしれませんが。

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2014年08月28日

まちづくり関連本、など 0951

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「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
2011

ようやく観ました。映画は、覚悟しないと時間を作れません。それは、映画主体の時間になっていなからですが、テレビ番組の録画ものがいくつもありますので、やりくりが難しいです。

さて、映画の方ですが、完結編です。この話が世界中で愛された理由が分かったような気がしました。前々から思っていることですが、たぶん「丁度いい」エンターテインメントなのだと思います。重過ぎなく、専門的過ぎず、かといって軽すぎることもない。こういう塩梅で作品をまとめられる力量に感嘆しています。

さて、物語というものは何がしかの教訓めいたものが必要なのでしょうか?これまでは、なんとなく「勉強になった」的な感覚の在る無しのようなことが気になったりしましたが、ハリー・ポッターを通して観ているうちに気にならなくなりました。この物語から何かを受け止めてもいいし、他からでもいいのでしょう。

というところで、昼ごはんとなりました。
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2014年04月27日

まちづくり関連本、など 0905

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「ハリー・ポッターと死の秘宝 part1」
2010

ようやく観ました。言わず知れたものが経ちですが、最終話の前半です。物語としての在り方が取り沙汰されていたなあ、などと思い出しながら観ていましたが、映画向きな物語なのだろうと思います。

友人は指輪物語のほうが優れているなどと言っていたようなことを思い出しますが、あちらが本になった時代とポッターが出版された時代の違いなどが、本としての差になっているのかもしれない。などとも思いました。自分が指輪物語の本を読んでいないし、かつ映画を観ていないので比べようもないことですが、時代性というものがあるのだろうと思います。

上記の話はともかく、映画は良くできているのだろうと思いました。何といっても愉しんでみている自分がいたからです。小説の書き方や映画の創り方などに詳しい人々によると斬新な技法があるのかないのかなどという話になるのでしょうが、自分はそういう話が気にならなくなっているのだと思います。

思えば、ポッターの物語には常に「死」がつきまとっています。「善と悪」「光と闇」などの対比よりも「死」がつきまとっていることが読者や映画観賞者を惹きつけているのかもしれません。「死」に対比するのは「生」ですから、惹きこまれた先の反転を知りたくなるのだろう、などと思って前半終了。
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